ネット配信時代で、変わる世の中 | FITSTAGE 笠原清志 ブログ

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フィットステージ代表 笠原 清志のブログです。

何だか寂しいよね…

 

ネット配信の時代だからしょうがないのかもしれないけど…

 

最近こういうニュースが多いよね…

 

CDショップや、レンタル店、本屋に、文房具店…駄菓子屋…

個人商店や薬局… 豆腐屋さん…

昔どこにでも当たり前にあったお店がどんどん閉店していく…

 

大型チェーン店が増えて、大量生産、仕入れができ、単価を下げれる大手が生き残っていき、小さなお店や個人商店は難しい時代ですよね…

 

そんな中、こんなニュースを見た

相次ぐTSUTAYA閉店 ネット配信に押され

 

そうだよな…

わざわざ借りに行ったり返しに行ったりしなくていいって便利だよね…

好きな時間に好きなタイミングで観れるしね

 

それは否定できないし、自分も利用してる…

でも、店舗には店舗の楽しみ方ってあるんだけどね…

これを観たいとか、買いたいって目的が決まってるときは、ネットって便利だけど、複数の楽しみがあったり、発見があったり、面倒くさいことの中に楽しみがあるのが店舗だよな…って

 

自分が良く行く蔦屋さんの行動は、本を目的もなく見る。新しい発見があるしね…雑誌やコミック中心だけど(笑)

面白そうな専門書もみつけたり…

その後、レンタルコーナー行って、面白そうなDVDを探す。

新しい、ヴァージョンが出て無いかを歩いて探すこともワクワクする。

その後、ゲームコーナーに行って…

そして、スタバでコーヒーを飲む…

 

この流れが店舗を楽しむって事…

と、考えれば、これからの時代の生き残るためには、多目的で来館したり、まったく目的が無い方でも楽しめる空間作りがポイントになるんでしょうね。

ま、この発想は前から自分の業界でも言える事だなって思っています。

函館蔦屋書店さんで息子がLIVEをさせて頂いた時に、館内を拝見しましたが、色々な催し物があったり、ショップがあったり、本屋さん?って言うより、多目的空間になっていて、滞在時間が長く居れますよね。

 

それに、ネットと何が違うって、コニュニティがある事。

人と人が会話したり、ネットで自分で検索するのも楽しいけど、店員さんに聞いてみたり、手書きのPOPを読んでみたり、画面上では味わえない温かさだったり、そこには人がいるっている事...

 

そして直接見て、触る、画面では味わえない楽しさが店舗にはあるという事を、無くしてはいけないなって…

 

でも、経営するには赤字にできないし…

 

存続してもらうには、お店に行きましょう!

お店で買い物しましょう!

画面では、今日は寒いですねって言ってくれないでしょ~

 

CDも売れない時代かもしれないけど、CDもショップも無くなったら寂しい…

便利だけじゃ物足りない…

魂込めて作ったものを、手に取り目で見て選ぶ楽しさをもっと行いたいと思う今日この頃…

 

そんな自分もSNSを使って、意見してる…

矛盾もあるけどね(^^;

 

ネット社会に振り回されないように、少し冷めた位置でネット社会と付き合う事も必要な事…

情報の信憑性、平等性なんて当てにならないしね…