7月16日に拙著『日本の戦争解剖図鑑』が発売されます。

日本の戦争解剖図鑑/エクスナレッジ

¥1,728
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本当はもっと発売が早い予定でしたが、結果的に8月の終戦記念日に合せた時期となりました。

これまでの路線とは異なり、図解を加えて解説した日本戦史入門書となります。


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内容紹介
過去の戦争を正しく学ぶことが
未来を生きるための知恵となる

明治維新から太平洋戦争終戦まで、
そのとき日本と世界に何が起きていたのか?
本書は開国以降の日本の対外戦争を、
戦闘別に戦況図と豊富なイラストで完全図解した本です。

序章では、白村江の戦い(663年)、元寇(1274/81年)、
豊臣秀吉の朝鮮出兵(1592-98年)なども取り上げ、
中国大陸、朝鮮半島との過去からのかかわりが、
より深くつかめるように工夫しています。

1章では明治維新後に始まる日清戦争(1894-95年)・
日露戦争(1904-05年)を取り上げます。
朝鮮半島をめぐる2つの戦争の舞台は、どちらも同じような場所で行われました。
戦艦や大砲、マシンガンといった近代兵器同士による戦闘が、多くの犠牲と、
莫大な戦費を必要とするなど、「国力と戦争」という一面も
垣間見ることができます(すべての戦闘に死者・死傷者について記述しています)。

2章は第一次世界大戦(1914-18年)、支那事変(1937-45年)、
大東亜戦争(太平洋戦争・1941-45年)という、世界を巻き込んだ戦争に
日本がどのようにかかわり、終戦に至ったのかについて解説しています。
各戦闘を詳しく紹介するだけでなく、各国の思惑(同盟、条約など)、
日本の方針(軍の独断専行含め)なども記述しています。

戦争という負の歴史から目を背けることなく、先人たちの経験を自身の知識に変える。
これが未来を生きるための糧となるはずです。

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ご一読いただければ幸甚です。