【大楠公 楠木正成公の史跡】楠公誕生地、楠公産湯の井戸

楠公誕生地に行ってきました。





楠公生誕地遺跡は平成2～3年にかけて発掘調査をおこなったところ、二重の堀に囲まれた中世城郭跡を確認しています。

城郭は14世紀ごろであり、楠木正成の時代と合致しました。








大久保利通が明治8年に実施した楠公遺跡めぐりの際に建立し顕彰した石碑です。
※完成したのは明治11年。大久保利通の勧めにより、千早赤坂村の区長などが住民の許可を得て建立。

石碑の周辺にある百日紅は、元禄年間に豊臣秀吉の命を受け、増田長盛が土壇を築き、建武以後の楠木邸にあったものを移植したと言われています。










こちらには郷土資料館があり、少ないながらも楠木正成関係のものが展示されています。









楠公誕生地から徒歩3分くらいのところに「楠公産湯の井戸」があります。

楠木正成がつかったという産湯で、子孫繁栄、子宝、家内安全などのご利益があるのだとか。