実は、SFI転校した。
最初に選んだ学校に2-3週間通った。
1週目はイントロで、一日目に学校や授業がどう進むかやクラス編成などの説明も無くいきなり
「Vad heter du?」
「Jag heter ...」
から始まった。
二日目から複数形やベスタムドフォ-ムの変化を習い、それらが頭の中で混ざり混乱し、
わからなくなって授業中にトイレで涙を拭く羽目になった。
三日目から先生が変わり、割と色々英語も交えて説明してくれ、授業内容も簡単になったため気が楽になった。
1週目は自己紹介ができるようになる程度のことや数字・時間・季節・月等を学んだ。
変化形を使うこともそれ以上深く学ぶことも無く、なぜ二日間だけ授業をしてくれた先生は二日目にあのようなものを教えようと思ったのだろうかと疑問が残った。
2週目に入り、簡単なテストを受け、次の日からCクラスの準備クラスへ移った。
そこのクラスの担任は学校内では若い女性の先生で、殆どスウェ-デン語しかしゃべらなかった。
声も聞き取るのに苦労するような小さな声で、難しい教材(初心者からすると)を頻繁に使った。
例えば、一般の新聞記事を少し簡単で短くしたものがいくつか載っているものを配り、
声に出し読む。
生徒がそれに続いて読み、次に先生が文章内にある単語を指し
「~とはどういう意味ですか?」
と聞く。
誰かが英語でその意味を答え、次の文章もしくは単語へと進む。
その繰り返し。
それが終わると、先生は20分ほどの休憩を取るようにということと、
休憩後、新聞記事の裏に数枚ある記事に沿った質問に答えておくように、自分は約一時間後に戻ると言い残し教室を去る。
先生が来ないため、課題をやらない生徒もいるし、結局英語で会話ばかりしてしまうようになる。
他のクラスも同じようなことになっているため、生徒がうろうろしていて、他のクラスの生徒が教室に入ってきたりしてうざい。
約1時間休み時間のようなものだ。
そして先生が帰ってきて、答えあわせをし、授業終了だ。
大抵いつも同じように授業はすすんだ。
音読・意味チェック・自習・答え合わせ。
動詞の変化のときはもっとひどかった。
他の生徒は以前授業でプリントを少しやっていたようで、わたしは途中からの参加となった。
動詞の変化形のプリントの空欄を埋めていくというもので、先生が
「この単語の現在形は?過去形は?過去分詞形は?」
などと質問してくるのだが、知っていれば学校に来ずともよいではないか?
そして、ただただ空欄を埋める。
授業時間内にいくらかやり、授業中にできなかった分は家でやってきてください。らしい。
どうやって?
わたしはスウェ-デン人のパ-トナ-がいるので最悪の場合すべて聞けばいいことだが、
そうじゃない人たちはどうすればいいのか?
原形を書いてくれていれば調べられるものもあるが、原形さえ空欄になっている単語も多々あった。
形容詞の変化は地獄で、基本の説明だけ受け、プリントをやった。
授業でできなかった分はまた宿題。
現在通っている学校では一応授業でさらっと習うがまだ理解できなくてもいいのですよ的な少し複雑なものが出てきた際には先生が
「これはこれから先にきちんと習うので今はわからなくてもいい。こういうのがあるってことだけ知っといてください。」
ときちんとコメントしてくれる。
その為心配事は減る。
しかし、前の学校ではそういうことも無かったため、
わたしは形容詞の変化に必死になって取り組んだ。
中々覚えられず、理解したつもりで誤解していたりもした。
しょっちゅう形容詞の変化のことを考えていた。
泣いたし、パートナ-を質問攻めにもした。
実際文章を作ってみて、間違いを指摘され駅前で落ち込みしゃがみこんでしまったこともある。
今思い出してみると笑えるが、そのときはそれほど気持ちが張り詰めていた。
形容詞授業から数日後、他の学校に通う日本人の友達二人に会い、学校の話をした。
彼女たちが学校でもらったプリントや授業でとったノ-トを見せてもらい、話を聞いていると、
薄々は気づいていたが自分の通っている学校が手抜きだということを確信した。
彼女たちが持っていたプリントが真っ直ぐにコピ-されていたり、ページの内容が途中で切れていないなどのことで感動した。(前の学校のコピ-は斜めコピ-あたりまえ)
授業も彼女たちの学校では計3時間きっちりあるようだった。
前の学校では授業は開始時間より遅れてはじまり、休憩時間は授業時間3時間の中に含まれ、3時間のうち約1時間は先生不在。
彼女たちの話を聞いて、即決心し、その週のうちに彼女たちの通う学校への転校の手続きをした。
これからストックホルムのSFIに通う方で、わたしの通った学校には行きたくないという方はご連絡いただければどこの学校か教えさせていただきますのでお気軽にお声かけくださいませ。