こちらの映画は前に書いたこの映画に絡んでやはり観るべきかなと思ったのがきっかけです。いやそれ以上に監督がソフィア・コッポラだったからでしょうか。
エルビス・プレスリーの妻だった女性、いや少女と言うべきなのでしょうか。そういう人に対して女性目線で見るとこんな映画になるのか、なるほどというのがメインの感想です。やはり男である自分とは全く違うのだなと感じた次第。
実際このプリシラを演じた女優さん、可愛いですし若くていかにもそんな感じの。おそらく撮影のこのタイミングでのみしか出来ないであろう演技です。まずその人選から何から、やはりこの発想は男性だと無かっただろうし自分自身も全く思い浮かびませんでした。
最近はそういう事でさえまるで性差別しているかの様に忌避する傾向が有りますがおかしいですね。男性には男性の、女性には女性の視点が有ります。もちろん個々人で全て感じ方は異なりますがやはり男女の差はふだん生活する中で一番大きいです。そういう意味でこんな視点でエルビスの幼妻を表現するって素晴らしいです。
それでさらに思ったのですが、ハリウッドでも女性の監督は少ないです。ソフィア・コッポラがその数少ない役割を演じられるのはもちろん、父親のおかげも大きいのでしょう。そのくらい保守的な世界です。そういう意味ではむしろ日本の方が進んでいるかもしれません。最近私が感銘を受けた日本映画の中には女性監督によるモノが少なくありません。これからそんな女性の感性が映画界に活かされたらいいなとも思いました。


