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Do More with Less

クルマ、バイク、モーターレース、音楽、映画、本、社会に対して言いたい事、Twitter(X)でつぶやいた事の詳細などをオレ流スタンスにて
メインタイトルは尊敬するCG創設者の故小林彰太郎さんの書から引用しました
プロファイル画像は @crown_sugar さんに描いて頂きました

さてAIに翻弄されそうな昨今ではありますが、先日目にしたこんな記事からちょっと考えた事を書こうと思うのです。

 

 

AI(人工知能)についてはもう10年も前にこんな本の書評を書いてました。そしてその頃はこの日本でAIの第一人者とされる松尾豊さんの書から、AIに対して楽観的に書いていました。上のweb記事を読んでその頃の事を思い出し、あの頃はまだまだ平和だったなあと思ったので引用します。

 

 

web引用記事はちょっと難しい内容なので要約するのは難しいのですが私なりの要約としては(もちろんこれが全てではなく要約の1つの例としてとなりますが)、ビジネスなどに有効活用するためのAIと話し相手にするためのAIとは別にするべきではないかという主張です。

 

日本ではさすがにという感じでchatGPTにチャッピーなどというニックネームを付けてまでカワイらしくして接していますよね。そういう人達の需要は話し相手です。つまり17年前に書いたこの記事と一緒で、それがある意味ソフトウェア的に解決されたのなら万々歳ですね。

 

 

でもそれと別に実用としてのAIは実用品として使うべきで、それが予測AIと言われる事です。それは例えば病変検出、地震予測、自動運転などの課題に対して、単にwebからの情報をまとめるだけではなくwebをはじめとしたインプットに対してAIならではの能力を利用して最適解を迅速に出してやろうという事です。

 

実際自分もAIを利用してはいますが、単なるweb情報のまとめだけに使うと(それはそれで素晴らしい能力を発揮するものだなとは思うとしても)何だかもったいない使い方だと感じてしまいます。それに対してwebに散財している情報を集めて、それをこう分析してほしいなんて要求を出すとたちまち解決してくれます。そういう使い方がいいのではないでしょうか。

 

実際少し前の話になりますが、日本の地方交付税交付金の使い方に対して何だかなあと思った事が有ったのでAIに分析を依頼したらたちまち正しい回答を出してくれました。日本で地方交付税交付金に依存してないのは東京都だけです。そしてやはりああいう都道府県が国からの補助で成り立っているのだなという事があっという間にわかりました。

 

これからもそういう使い方をして行こうと思います。皆さんもご参考までに。