さて今日の話題はまだ出版されてない本の書評です。なんて書くと私がAmazonレビュアー・デビューでもしたのかと思う人がいるかもしれませんが、もちろんそんな事は有りません。
参考に最新作の書評を貼りましたが、この本の元ネタは週刊ポストに連載されている記事のまとめ版です。従って毎週この週刊誌を買って読んでいれば書籍版を買うまでもない訳で、実際私の友人の中にはそういう事をやっている人もいます。ただ私にとって週刊誌を買うなんて無駄な行動なのですね^^;
ところが最近はYoutubeもやっている著者の井沢元彦さん、その動画の中で実はwebでも読める事を知りました。週刊誌サイトなので色々な記事が含まれるのですが、検索して最新記事から読める様にしたリンクを貼ります。週刊誌記事の1週遅れくらいでアップデートされるそうです。
それで先日未読の過去記事にハマってしまいまして、時間を忘れて読んだために日付が変わってから就寝するなどという、最近の私としては珍しい事をやってしまいました。それで近い将来出版されるであろう本の書評という形で書きたいと思います。
今回の守備範囲はおそらく大正時代の外交がメインになると思われます。相変わらずの井沢節ですが、前にも書いた様に確かにその通りと考える事が多いと同時に、日本人が韓国と同じとは言わないまでも同じ様な呪縛、すなわち朱子学の悪影響を受け続けている事に対してちょっと過小に書いている気はします。
まあもちろんだからと行って既存の歴史学者やマスコミ、それも左翼団体と言っていい人達がいかに史実を曲げているかがここでも再認識させられます。知らなかった事がいくつも有りました。
ところで今回の内容でもし一番強調すべき事は何かと尋ねられたら、私はこう答えます。それは日本人の人種差別感が大東亜戦争の前後で大きく変わってしまったのではないかという事です。
少し詳しく書くと、第一次世界大戦と平行した時期に行われた国際連盟への加入において、日本は世界史史上初めての人種差別撤回項目を要求したが断られたという事実が有ります。いやこれすら私は知らなかったのですが、その後アメリカとの戦争に負けていい様に洗脳されてしまった。人種差別を撤廃させようとしたはずの日本人が逆に、白人至上主義を支持するかの様な行動を取ってばかりいる。これはとても恥ずべき事でしょう。
このあたりの歴史を見ると少なくとも明治からこの時期までの日本人は、外国から多くを学びながらも主張すべき事は主張していたと言い切れます。しかしあの戦争の後からそういう考えを失ってしまった。これは本当に問題で、それこそ本来は右翼だの国粋主義などそういった人達が主張すべき事だったはずです。
イギリスには劣るが日本人も二枚舌を使った。つまり欧米(=白人)に対しては人種差別の撤廃を要求したにも係わらず、アジア(=黄色人)に対しては支配を強めようとした。
明治の日本人がすごかったのは外国から必死に学んだ事。それが昭和の中頃、いやもとい大東亜戦争の頃までは維持されていた。しかし今は?
今からそんなに古い時代の話ではないのだから、知識をアップデートする必要が有ります。学校の教科書に載っている歴史が本当にダメだなと思ってしまうのですが、それこそ学会の人にこの回答を頂きたいものです。
【追記】
まあそんな訳で今後このシリーズは書籍の感想文はやめるかもしれませんが、連載の中で思うところが有れば記事としてエントリーするかもしれません。もしかして今までより頻繁に書く可能性も出て来たという訳です!



