安楽死を認めて自殺を減らせないのか? →自殺の合法化を求める! | Do More with Less

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メインタイトルは尊敬するCG創設者の故小林彰太郎さんの書から引用しました
プロファイル画像は @crown_sugar さんに描いて頂きました

先日こんな事を書いて、例によってナリさんなどからコメント頂きまして、それでさらに思考を深めました。

 

 

それが標題に書いたアイデア。実際そういう事って出来るのではないか?

 

まずその前に問題認識の統一を図りたいのですが、日本で高齢化とか終末医療の問題が有るのは当然の前提として、それ以上に問題なのが自殺率の高さです。これについてわざわざデータを引用するまでもないでしょう。

 

人はなぜ自殺まで追い詰められるのか?私だったらそうなる前に原因となった輩を殺す!そんな事を考える人は多いはず。でもそんな人は自殺しません。あるいは自殺するまで追い込まれてません。そういう考えが及ばない程度に(精神的に)追い込まれた人が自殺するのです。

 

そんな状況でももし「安楽死」という選択肢が、それもスイスの様にではなくて安価に、それもあの世界一充実していると言われる国民皆保険制度の下で許されたらどうなるでしょうか?

 

短絡的に考える人は自殺する人が増えるからやめるべきと言うでしょうね、それ本当ですか?

 

同じ事はよく売春の合法化でも言われます。反論としてそんな事やったらみんながみんな売春やると。えっ、それは絶対無いでしょう。私は男ですが仮に女性向けの売春が合法化されて金稼ぎ出来るとしても(私のルックスじゃ無理?そっちが問題w?)やりませんよ。おそらく女性のほとんどもそうなはず。

 

同じ理由で自殺が合法化されたからと言って自殺者が増える事は無いでしょう。

 

逆に合法化される事によって思いとどまれる人が増えるのではないか?そういう期待が有るのです。

 

実際そんな人が自殺しようとして病院に行って医者から色々診断を受けたらどうなるでしょうか?まあこの時点で病気などが理由の人は意志を曲げないでしょう。そちらはむしろその意志を尊重して安楽死を助けるのがいいでしょう。

 

それ以外の人は制度的に断られるのですが、その時点でそういう人達を救う道が開かれるはず。そこから先は安楽死を執行する医師ではなくて精神系の治療にバトンタッチです。日本の医療ではこういう連携が無いのが問題だと思うのですが、この制度の導入を機にやりましょう。

 

そうつまり 安楽死=自殺の合法化 だという結論でいいですよね。思考が進んだ気がします。

 

この自殺の合法化=安楽死の合法化が不要な自殺を防ぐ、隠れた自殺を防ぐ、そういう効果は考えられるのではないかと思ったのです。

 

この件はまだまださらなる深い思考は必要でしょうが、あえてブログに起こして拡散し、問題提起したいです。