本日付けで追記したのであらためて。
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まああえて特に発信しなかったこの件なのですが、
元の女性フリーアナの発言自体は確かに男性に不快感を与える部分は有ったでしょう。でももちろんそれだけを理由にキャンセルするなんてやってはいけない事だというのは上の法律家による記事を読解出来る人ならわかるでしょう。
そもそもこの案件、元の話自体にかなりツッコミ所が有って、そんな1日に何回もシャワー浴びねばならないなんて潔癖症では（と言うかそれが許される職場なの）？男女が逆だったら同じ結果になっていたと言われているけど本当（そんな例有ったっけ）？
このアナウンサーを雇っている事務所は経営者が女性で今回の判断は女性によって行われていますよ、そして私がいつも言っている様に普通の会社でこんな事やったら不当労働行為でいきなり労基署の立ち入りの対象になります（この場合芸能事務所なので契約内容によりますが対象外でしょう）。
実はこの案件がまさに表出する直前に、例によってweb≒X（旧Twitter）の集合知と言われるTogetter でこんなまとめが有りました。真相はこれか？
だとしたら本当に危険ですね。なぜって集団の力で「些細なこと」つまり本来法的に無効な理由での解雇やそれと同等のキャンセルが出来てしまう事になります。
だいたいこの手の騒ぎが起こる度に感じていた嫌らしさが本当によく現れているなあと思うのですよ。最近で言えばまさにこの案件とか。
要するに法的や理論的にどうではなく気に入らないと思う人が複数いればやりたい放題出来る。その手法はとにかくとことん叩いてキャンセルさせる、ただ自分達が楽しいからやる。もはや集団リンチがレジャーとして成り立ってしまっているのです。しかも無料で（まあ実際にはwebへのアクセスなどに定額のお金はかかりますが）。
学校とかで流行っているいじめも同じですね。実際には刑事事件の内容でもいじめとしてレジャーの一環として行っている。だから問題視されないのでしょうが、こういう集団リンチはもっと問題にしなければならないのではないでしょうか。
とか言う前にこういう事はやめましょう。それだけです。
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【ここから追記です】
実はこのアナウンサーの所属する事務所からは一応正式な見解は出ていて、こちらで私が主張した様な以前からの勤務態度とかで契約終了（≒解雇）した訳ではないそうです。
そこへこの問題に詳しい城繁幸さんが鋭い意見を発してくれました。ちなみに城さんは上の見解は無いだろうと見ているみたいです。
私はwebでのリンチと捉えたが、労働問題に鋭い @joshigeyuki さんの見解はこれ。日本の会社が恐ろしいのは刑法犯であっても会社に必要なら守るが気に入らなければ法律に関係無く罰する事である。
— KK ケイケイ (@Kei_Kay) August 24, 2024
「男の体臭が苦手」って言っただけでなんで切られるの？と思ったときに読む話https://t.co/3nZUGhayGs
確かに私の半径5mくらいでも有りましたね。社内強姦くらいなら見逃すとか。
日本人の恐ろしさは会社が絡むと全くもって法律も道徳も倫理もなにもかも関係無しってところです。最近ではホワイト企業なんてのがもてはやされていますが、しかしいったんキバをむけばこれです。
一番恐ろしいのは日本の会社なのかもしれません。