内部告発者が守られる典型的ケース | Do More with Less

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メインタイトルは尊敬するCG創設者の故小林彰太郎さんの書から引用しました

さてある意味昨日のエントリーの続編なのですが、記事の都合上あえてリンクを貼らないのでご興味有る方はこのエントリーの1つ前の投稿を読んでください。

 

何が言いたいかと言うと、世間一般では内部告発者が守られないケースがよく報道されていて法的整備が不十分だとか、いやその前に既に自ら命を落とさざるを得なくなった人までいる社会問題だとか言われています。

 

しかしですね、実は昨日のエントリーをした後にまさにリアルで自分の目の前で(本当にささいな事ですが)内部告発をした人を目の当たりにしたのですよ。それで思った事を書こうと思いまして。

 

要するに内部告発ってやろうと思っても普通はやらないです。なぜならこれだけ企業のCSRだのPCだのが言われても告発者が損害を被るケースが多いからです。しかし(この原稿を書いている時点で)今日私が遭遇したケースは全くそれとは関係無くて、むしろ告発者が利益を得るケースだったのです。

 

だから告発者は生き生きとしてました、内部告発する事に対して何の迷いも無ければうしろめたい事も罪悪感も、そしてその結果として被りかねない不利益への心配も一切無しでした。意気揚々と状況を話していました。

 

つまり自分に利益が有る、そしてさらに言うならその利益が告発された方にも有る場合、人は簡単に内部告発をするのです。気に入らない相手、自分より利益を得ている相手をおとしめるためです。特に日本人はそういう傾向が強いそうです。これは以前のエントリーを引用します。もう2年も前にきちんと論文が出ています。

 

 

それで私は今回、そういう内部告発が正しいと決め付けていいのだろうか?と疑問に思いました。自分の利益のための内部告発?

 

何の事を言っているのかは明白でしょうがあえて書きません。今後の展開がある意味見ものです。

 

ただここで私はもう1つ思い出したのです。実は昔から高校野球も日本人のオリンピックにおける日本選手への応援も嫌いでした。特に東京五輪の前の柔道の不祥事とそれを無かった事にする傾向も。皆さん無かった事にしたいのでしょうが、決して忘れてはいけない事です。