(男性については)日本は肥満率が低いと言えない不都合な真実 | Do More with Less

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メインタイトルは尊敬するCG創設者の故小林彰太郎さんの書から引用しました

このところFIREして暇なのでしょうか、前日にバズったweb記事の批判的なのが多いですが今日も。しかしフィットネスの意味からは重要な事なのでぜひ聞いて頂きたい。対象となる記事はこちら。

 

 

このヨハン・ハリという人はTIMEの、つまりアメリカの雑誌記者です。そのアメリカ人記者が驚いて書いた内容です。要は日本はアメリカで流行っている肥満薬(最近日本でも認可された脂肪を体外に排出する薬)を必要としない国なのだが、その理由は日本人の健康的な生活態度に有ると。しかしそれを日本人目線で見たら、そんなの普通だろという話です。

 

確かにここで挙げられている例えば会社で健康診断が有るとか、そもそもそんな事関係無く日本人は食に対して脅迫概念的に気を付けているとか、一方でアメリカ人はそれを全く気にしてないとか、それはそれで事実でしょう。

 

最近の例としてコロナ太り、つまりコロナ禍でのステイホーム要請で運動量が減って食べる事ばかり増えた人が太るなんて話は日米同時だった訳ですがその程度が違っていて、アメリカでは10kg以上太らないと太った内に入れてもらえないとかwww

 

でもですね、ここからが真面目な話なのですが。確かにそれはそう、アメリカ基準のBMI30なんてので肥満判定したらアメリカでは半数が該当するとしても日本で該当するのはごく少数になってしまいます。しかし例えば男性の場合、日本基準のBMI25や腹回り85cmに対してはどうでしょうか?これ実際に日本人成人男性のおおよそ半分が該当するのです。

 

つまりそれぞれの国の肥満と言うか健康を害しかねない基準を当てはめると日本人の場合も、少なくとも男性ではアメリカ人並みに引っかかるのです。

 

これは前から私が言っている様に、いやその前に多くの研究機関などが言っている様に不都合な真実でして、日本人はちょっとした事でいわゆる生活習慣病になりやすい。だから注意しなければならないのです。

 

確かに引用した記事は「何だかなあ」と言いたくなる内容ではありますがしかし、日本人の遺伝子を持つ我々特に男性は、もっと真剣に捉えた方がいいです。これでも糖尿病になる確率は高いのですから。

 

ちなみにアメリカ人はあれだけ太っているにも係わらず意外と糖尿病は少ない、それに対して日本人男性の糖尿病患者の平均BMIは23です。つまり標準体重内でもそうなってしまうのです。

 

気を付けましょう。