小林製薬の紅麹の件 3ヵ月後には結論出ます | Do More with Less

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メインタイトルは尊敬するCG創設者の故小林彰太郎さんの書から引用しました

今はやりの話題について書きたくなってしまったので。「はやり」?はい、そうです。どうせ何か別の事件でも起こればすぐ忘れられます。でも忘れてはいけない事も多いと思ったので書きます。先日の続編と思って頂ければ。

 

小林製薬の紅麹サプリを服用した人に腎疾患の症状が出て死亡に至るケースが複数確認された事が問題になっているのは皆さんご存知の通りですね。この件に関して私はいくつか疑問が有ってXでも散文的にポストしたのですがまとめると。まず初期段階の話として、

 

・紅麹自体に問題が有る訳ではない。今回は特定ロットの小林製薬製サプリのみ

・メーカーはサプリだけでなく念のためそれを利用した製品も使用を控えろと伝えた

 (とりあえず十分な告知は行ったのでは?)

・波及製品は意外と多い(こういうサプライチェーンには驚かされます)

・とは言え本来同じ事は他社製の紅麹でも起こり得るはずである

 

ここでさらに前提条件を書く必要も有りますね。そもそもサプリって何?紅麹の効用は?この紅麹ってサプリは高コレステロール症(当然腎機能が低下するでしょう)の人の救世主的に宣伝され使われた様です。はっきり言いましょう、高コレステロール症の改善なんてフィットネスの基礎の基礎って話でして、適度な運動と適切な食事と正しい睡眠、これ以外での解決方法は有りません。前提からしてダメだったんですね。

 

なので私はもうこの時点で最終的な落とし所は見えていたのですよ。要は基礎疾患者またはほぼそれに準ずる人が変なサプリを服用すると簡単に重大な障害を引き起こす事が有る、場合によっては死に至る事も。だから注意した方がいいです。もう一度書きますが、そういう疾患をサプリで治すなんて無理です。運動と食事と睡眠以外では治せません。

 

そして次の段階では、製造時に予期せぬ混入物あるいは生成物が有ったそうです。それはプベルル酸と呼ばれるものでした。

 

・このプベルル酸は抗マラリアの効果が有る毒性の高いモノだという?

 →このマスゴミの言い方おかしいです。だったらマラリアが蔓延した方がいいの?

  むしろマラリアをやっつける可能性が有るという事ですよ

  ただ抗生物質としては弱いとの事

  (ここまではウィキペディアとその引用論文で確認出来ます)

  なのでこれが元で腎機能障害が起こるかは今マウスで実験を始めたところだとか

  →つまりこの組成物が原因である可能性は低いという事では?

・さらに言うとこの物質は青カビ由来なので紅麹に混ざったらすぐわかるはず?

 

現時点でわかっているのはこんなところでしょうか。これ以上はしかるべき機関での調査報告を待つしかないですね。ただ本当にプベルル酸が原因かは怪しいですね。次々と他の物質も出てくるのか?あるいはこの線で押し通すのか?

 

こんなずさんな報道をするからまたワクチン陰謀論の人達をはじめとして、やはり何か有るのではないかという勘ぐりが生じるのでしょう。まあ確かに例によって医師会が関係すると胡散臭い話が多いのも事実。その意味で薬害(えん罪)的な方向に行くかもしれないので要チェックです。

 

ところでふざけ半分に、いやいや要するに半分は真面目にこれだけは言いたいのですが、この騒動に乗っかって今メルカリ等で紅麹が高く取引されているなんて情報も有ります。私が情報を取りに行った段階ではもう収まっていたのか真偽の程はわかりませんが、それをあえて言うならこのポストで代表して。

 

 

それだとしても結論が出るまでに3ヵ月はかかるでしょうが、もし本当に例の「夫、死んで欲しい」なんていつも言っている人達がこれに成功したとしたら、そういう案件がいくつも出て来るはずです。夫が基礎疾患、それも高コレステロール症の場合は成功するでしょうね。でもそうじゃない場合は成功しないのではないのか?

 

まあこんな事本当にやったらそれなりの法的責任は出るのでしょうが、この案件の真偽は案外こういった事でわかるのかもしれません。