再読した”悲しみのイレーヌ” | Do More with Less

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メインタイトルは尊敬するCG創設者の故小林彰太郎さんの書から引用しました

さて最近は映画漬けというのも有るのでしょうが、なかなか興味をひかれる書籍が見当たらない事も有って、そうなるとこういう何回も書いた傑作について再読のりブログ記事を載せる事になります。

 

この作品についてはリンク先をたどって頂ければわかる様に、3部作+1作のシリーズとなっていて本作はその第1作です。そしてどうやら作者はこの時点でこのシリーズの構想をほぼ完成させていたらしいです。なのであえて全てを読み終わり、状況に応じて再読した後であえてこの第1作をまた再読するというのは意味が有りました。

 

この書のシリーズとしての経緯と結末を知った上で、再読するとまた違った輪郭が見えたのですよ。作者のピエール・ルメートル、巧者です。

 

出来ればこのシリーズのさらなる続編も望みたいですが、他の作品も読んでみようかななどと考えています。

 

 

ところで今年の読書ペースですがあまり進んでない気がしていたにも係わらず、今回のエントリーで10作目に当たります。理由は再読した案件をのべ数で数えているからですがそうなる理由の1つは先にも書いた様に、最近そんなに読みたい本が無いからというのが例によって有ります。

 

さらに深く考えるとそうなった理由の1つは、アーリーリタイア(FIRE)によって仕事上読むべき、読まねばならない本を読まずに済んでいるのも有るでしょう。確かにそういう強迫観念に駆られて読んだ本も多い気がします。

 

なのでこれからは純粋に趣味としての読書を進めようかなと思っています。実は次に読もうとしている本もその関係で過去の再読のとなりますが、果たしてどんな感想になるのでしょうか?

 

 

 

 

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