2022年の漢字は「戦」というのは多くのメディアやブログで取り上げられているので、あまのじゃくのオレとしてはあえて違う事を言いたくなるものなのですがw、新年早々年末に読了したこの本の感想をもって、それに対する適切な回答に挑みたいと思った次第。
ちなみにこの書に続いて、もしかして180度近く反対の方向から考察された本を現在読んでいます。それはもしかすると実際にはほとんど同じ事を言っているのかもしれないという期待と不安の下、まずはこの書の感想を。
内容的には同じ著者で以前ご紹介してこの本の続編と言ってもいいでしょう。読了したのはもう7年以上前になります。
言いたい事?要は正しい知識を持っていれば恐れも不安も正しく処理出来るという事です。決して楽観的でいいという事ではなく、今のこの混沌としていつ何かに巻き込まれるかわからない状況でも、やるべき事をやっていればいいのです。
そのための方策は何か?例によって著者の小川和久さんは明確かつ論理的に示してくれています。
とは言え主張されている事自体は前著や著者の他の書籍とそんなに多くは変わりません。つまりそれが普遍の事実であり、我々がしなければならない事はそれ以外には皆無という事なのです。
ロシアのウクライナ侵攻は許されない事ですが、果たしてそれが日本にも同じ様に適用されるのか。あるいは中国と台湾の関係を見た時に、まさに日本の近傍で同じ事が起こらないのか。その時に我々日本人が対応すべき事は何なのか。全てに明確に回答してくださっています。
あらためて軍備については専門家の意見に従うのが一番安心だなと感じだ次第です。
でもこの本の評価は今読んでいるもう一つの本を読んでから確定したいというのも事実。しばらくお待ちください。

