さて3連休の中日に鑑賞した映画の感想を。
この映画が70年代にヒットした映画のリメイクだというのは若い人は知らないかも知れないが、当時「決して1人では観ないでください」というキャッチコピーがまさにキャッチーで、小学生だった私は学校でふざけて友達とこの話題で遊んでいた。
しかし実際に映画を映画館で観る事は無く、何度かテレビでは見たはずである。しかし例によって当時はただ見ただけで(今さらあえて書くのも何だが、私は感じの使い方にはちょっとしたこだわりが有り、「観る」と「見る」は厳密に分けている)、ストーリーとか覚えていなかった。
むしろこの映画のシーンに心霊写真が写っているのが話題になっていてそちらに注目していたのだが、その事実が公表された後の地上波放送ではその部分がカットされていた様で見られなかった。現実には計算された演出だったとの事。
さてそれはそうと本作をどうしても観たいと思ったのは、あの「君の名前で僕を呼んで」と同じ監督が作ったからなのである。あの映画はまたしても踏んでしまったという感じではあったが、その画像には魅せられた。だから踏んでしまったのだがそういう意味で期待が高まっていた。
結果はOK。バレエの学校を舞台にした何やら裏が有りそうな世界で、聖書とも関連する悪魔が出てきそうなストーリーを基にグロテスクな描写と画像。確かに人によっては途中で逃げ出したくなるのかもしれない。
もちろんそういう意味で心臓の弱い人や、この手のモノが苦手な人にはお勧め出来ない。しかし最近少なくなった正統派ホラー映画として出来は上々だと思った。
上映時間は2時間半、またしてももっと短く感じました。これだけの恐怖画像や効果音が有ったにもかかわらず。
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