【映画の感想】 The Tree Of Life | Do More with Less

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メインタイトルは尊敬するCG創設者の故小林彰太郎さんの書から引用しました

昨日はこんな映画を観てきました。

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The Tree Of Life(公式ページ)

お盆と敗戦の日が重なる8月15日という日は、我々日本人にとって思慮深くなるはずの日であると思う。実際当方も一昨日には実家に帰り、ご先祖様への祈りを捧げて来た。そんな折ツィッターでこの映画を絶賛するツィートが目に付いたため、引き込まれる様に映画館に足を運んでしまった。

この映画の主題は父と息子の確執と言っていいだろう。永遠のテーマかも知れない。オレも幼少期は父親とは相入れる事は少なかった。厳格な父と優しい母、そして兄弟との関係。家族とは、そして生(真面目な意味で性と言ってもいいかもしれない)や死とは・・・そんな思いをめぐらされる映画だった。

上映時間は確か2時間半近かった思うが、その間には宇宙の成り立ちと地球に生命が誕生する過程をつづった映像も散りばめられ、時間を感じさせない大作だと思う。

同時にもう5年も前にこの世を去った父への思いがよぎり、今の自分が父と比べていかに小さい存在か思い知らされた気がした。どうしてって、まあそれは皆さん想像が付くだろけど・・・

その思いを代弁するためにこんな動画を貼り付けようと思う。"I must have loved you..."



今日もこれから実家近くの寺へ行き、父を見送ろうと思う。それでは。