大学教授の失業対策? | Do More with Less

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メインタイトルは尊敬するCG創設者の故小林彰太郎さんの書から引用しました

昨日予告した通り毒吐きエントリーなのだが、連休中にツィッターやってて意外と反響が大きかったのでブログアップする事にした。

大学を出た人で第二外国語をきっちりマスターした人ってどれくらいいるだろう? いやその前に、大学で第二外国語が必修でなかった人って意外と少ないのでは?

そもそも第一外国語の英語でさえ(実はこれ中学や高校では選択科目で、受験に必要だからという事でほとんどの学校が事実上の必修としているのだが)まともに出来ないのに、第二外国語を学ぶ意味とは何か?

しかもオレが出た大学、理系の学部ではドイツ語が必修で、全く高校までの英語以下のひどいレベルの授業だった上に、担当教授は威張り腐り、本当に目も当てられない内容だった。当然身につくはずがない。

特にその担当教授の授業態度がものすごくひどかったため、オレはある時、大学の教務課に苦情を表明した。そしたらその回答は・・・

”ドイツ語の授業をやめるとドイツ語教授のやる事が無くなってしまうので我慢して下さい(彼らに職を与えるのも大学の任務なのですという説明がなされていた)”

未成年の学生相手とは言え、あまりにふざけ切った回答である。

まあ学生の分際で生意気な事言いやがったから、適当に回答してやれって感覚だったのだろうけど、この国では大学教授といえども労働者=正社員=組合員=守られるべき存在となっており、そのためにこんな無駄がまかり通っているのだ。

そしてどうやら現代においても、それ程状況が変わっていないらしい(大学の法人化とかで多少は変わっているらしいが)。つくづくこの国の大学教育、外国語教育に対して悲観的になってしまう今日この頃である。