新世代のフラッグシップはクラッチ操作無し? | Do More with Less

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メインタイトルは尊敬するCG創設者の故小林彰太郎さんの書から引用しました
プロファイル画像は @crown_sugar さんに描いて頂きました

世界をリードする日本のホンダが、こんなバイクをリリース予定らしい。




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かつて最速を誇ったバイクの名を継承するが、内容は大きく異なり、理論的にはインライン4より優れている1200ccのV4エンジンを搭載し、そのパワーをBMWの様にシャフトで伝達する。スーパースポーツとは別系統のスポーツツアラーとしてのフラッグシップ登場だ。




そしてギアボックスにはオプションでツインクラッチのセミオートが搭載されるそうだ。




少し前にヤマハがスーパースポーツにセミオートギアボックスを採用するかもなんて話を聞いて、ちょっと複雑な心境である。クルマに対してはこれは正常進化として受け入れ可能な範囲なのだが、バイクに関してはちょっと受け入れがたい。




なぜかと言うとバイクの場合、そもそもそんなにマニュアルシフト自体が難しいとか、(究極を突き詰めた場合に)効率が劣るとは思えないからだ。もちろんオレにとって今住んでいるところでのクルマのマニュアルだって、別にどうと言うこと無いのに、どうしてバイクですらクラッチ操作できない人が多いのだろうか。




確かに伝達効率という意味では、ポルシェのPDKやフォルクスワーゲンのDSGは、現在考えられる限り最良である。しかしそれを錦の御旗に、明らかに効率の劣るトルコン式のオートマまで正しい進化の形であるかの様に言う輩が多いのは問題だ。




もちろんそういう人たち、単純に脳と身体のスキルが低いのである。




やはりこんな事考えていると、スターリング・モスの名言について書きたくなってしまう(わからない人はここ数日のエントリーの流れを、コメント欄含めて見てみて下さいな)。