需要と供給 | Do More with Less

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クルマ、バイク、モーターレース、音楽、映画、本、社会に対して言いたい事、Twitter(X)でつぶやいた事の詳細などをオレ流スタンスにて
メインタイトルは尊敬するCG創設者の故小林彰太郎さんの書から引用しました
プロファイル画像は @crown_sugar さんに描いて頂きました

 やっと梅雨空が戻ってきたので思い出した事を書こうと思う。またまた先週の金曜日の話に関係してしまうが、 バイクディーラー、クルマディーラーと回ってモータリングライフを楽しんだ後、いつものジムへ行くまでにまだ時間があったので、しばらく前にオープンしたショッピングモールへ行ってみた。


 オレは買い物が趣味という人が全く理解できない。必要なもの、欲しいものは最終的には買わないと自分の心は満たされないし、不必要なものを買わされればそれはゴミになるだけ。だからショッピングモールには興味が無い。ましてや休日に貴重な時間をさいて、あんな混んでいる所(そもそもどうして混むのかが理解できないが)に行く気は無い。しかし平日に有休を取ったのでまあいいかと思い、暇つぶしに行ってみた。


 で行ってみるとわかったよ。確かに暇つぶしにはもってこい。なぜってショッピングモールの中で食事をしたり休憩したりするところが沢山あるし、まあ見てるだけで楽しいものも多かった。他に趣味とかやるべき事、やらなければならない事が無い人には魅力的なんだろうね。


 ただそんな時無駄に時間をつぶす気になれないのがオレの常で、この日もこれだけ色々な店があるのだからと、駆け足でこのところ欲しくてしょうがなかったものを探してみた。しかし結果は・・・


 欲しいものその1は、細身でコンパクトな自動開閉の折りたたみ傘。自動開閉でないものは最近DIYショップや書店でもよく売っていて価格も500円と安い。しかし自動開閉で要求を満たすものはなかなか見ない。実はこの間の海外出張の際、成田空港の出発ロビーの売店で、まさに要求に合うものが1000円で売っていて、よっぽど買おうか迷ったのだが、出発前に買う気になれず、帰ってから地元で買えばいいと思っていた。しかしあの傘、どこにも売ってない。このショッピングモールにも売ってなかった。結局土曜日にジムの途中で寄ったデパートで見つけた。目的のものよりちょっと大きめで価格も1500円だったが、まあいいかとしょうがなく買うことにした。ここで買わないと成田空港まで買いに行きかねなかったから(笑)


 欲しいものその2は軽薄短小なキーケース。これは10年位前には無印良品などで売っていたのだが、最近はどこにも無い。キーケースなんて出来るだけ場所を取りたくないのに巷にあるのは豪華なものばかり。今はしょうがなく書店で買った女子高生向けのものを使っている。こんなものいつでも買えると思っていたのに、入手困難になるのなら10年前にまとめ買いしておけばよかった。こちらはいまだに代替品を探せていない。


 日本には本当に欲しいものは無いのかもしれない。だからショッピングモールが流行るのだろうか?


 写真は物入れの少ないMINIの車内でもすっきり収納できる折り畳み自動開閉傘。ちょっとビビッドな色を選んだのは、外装が白と黒を基調に構成されているオレのMINIから現れるときに、こういう色の方が絵になると思ったから。MINIに乗るようになってから、そういう考え方が出来るようになったのは、オレにとってすごい進歩なんだよ。