今日もまたしても近所の犬が吠えまくるので、飼い主がいるにもかかわらず(というか飼い主は全く我関せずらしいので)餌をやりに行った。煮玉子の余り物があったのでまあいいかとやりに行ったら、あの犬、俺の姿を見て吠えるのやめやがった。そして餌を投げ与えようとしたら・・・
なんと手元が狂ってしまい、手前の側溝へポトン。まあしょうがないやと思い、吠えてた犬の悲しそうな視線?を尻目に部屋に戻る。
しかしこの時考えた。ソニーが出していたアイボってロボット、どうして犬やネコのぬいぐるみをかぶせられるようにしなかったのだろうって。
いつの間にかフェードアウトしていたこの製品について、評論家の人達はそれなりに、さもありそうな理由を付けているけど、俺に言わせれば答えは簡単だよ。かわいくないから。ぬくもりもないから。
ぬいぐるみのようにかわいくて、触れば温かみがあり、餌は食べないけどかわいらしく餌をねだるしぐさをして、ウ○コはしない。飼い主の欲望を全て満たしてくれて、嫌だと思うことは一切しない。それが一番臨まれているペットの姿なんだろ。ロボットならそれが実現できたのに。
ぬいぐるみを着せ替えてプログラムを設定し直せば、昨日はチャウチャウ犬だったのに今日はシャムネコ、明日は白ウサギなんて芸当も出来たはず。
アイボって犬やネコを駆逐できるはずだったけど、結局一部の人が洒落で買っただけで終わってしまった。商業的にというより、商品コンセプトとして失敗だったね。
