今頃トルコGPの話題 | Do More with Less

Do More with Less

クルマ、バイク、モーターレース、音楽、映画、本、社会に対して言いたい事、Twitter(X)でつぶやいた事の詳細などをオレ流スタンスにて
メインタイトルは尊敬するCG創設者の故小林彰太郎さんの書から引用しました
プロファイル画像は @crown_sugar さんに描いて頂きました

 やっとビデオ見終わったので、今頃トルコGPの事でも書こうかと思ったりして。

 とは言ってもすでにレースレポートが出尽くした後で、私なりの鋭い視点があるわけでもなく、結局今回も予選でほとんどが決まってしまったとなると、ちょっとどうかなと思ってしまいます。


 やはり地上波で生放送が実現しなければだめでしょう。このところやっと自国のGPは生放送するようになったようですが、実はヨーロッパのGPは時差の関係もあって、結構いい時間帯なのに、あるある大辞典(日本が誇る捏造番組)やその後継番組の方が視聴率取れるから、なかなか実現しないようです。


 ところで最近のF1は、今回のトルコGPのように、コース上で抜ける事が少ないからつまらないと言う意見をよく聞きますが、本当にそうなのでしょうか? 確かに私がF1に興味を持ち始めた頃は、もっとコース上でのバトルがありました。特に80年代のグランドエフェクトカー時代は。


 しかしその時代はダウンフォースが大きかったので、それこそ今のモトGP125ccクラスのように、直線で前に出た方が不利、それで追い越しが多かったのではないかと思います。当時のビデオを今見ると、必ずしも追い越しのシーン数=レースの面白さではない気がするのです。


 やはりレースに限らずスポーツは、何が起こるかわからない今という瞬間を味わうのが楽しいのです(これはF1を放送しているテレビ局と同じ系列の新聞が、よく主張している事です)。実現するためには、できれば全てのレースデイにサーキットに足を運び、行けない時は生中継のテレビを見られる環境がある必要があります。レースが面白くなるためにはそれしかない気がします。


 ・・・上の文章は、日本という特殊な国に住んでいる人間のたわごとです。