以前、あるパソコン用語辞典で「ドロップキャップ」の説明を読んでいたら、「レイズドキャップやハンギングキャップなどとする呼び方もある」と書かれていました。
残念ですが、これは間違いです。
言葉で説明するよりも、図で見ていただいたほうが早いでしょう。
左から、「ドロップキャップ」、「レイズドキャップ」、「ハンギングキャップ」です。
英語では、以下のように呼ばれています。
ドロップキャップ(ドロップイニシャル/沈みイニシャル)
dropped cap/drop cap/drop initial
レイズドキャップ(レイズドイニシャル/立ちイニシャル/スティックアップ)
raised cap/cocked-up initial/standing cap/stick-up initial
ハンギングキャップ(張り出しイニシャル)
hanging character/hanging drop cap/adjacent cap/hung initial
以上を総称して、「イニシャルキャップ(initial cap)」、「飾りイニシャル(display initial)」などといいます。
ドロップキャップでは、先頭の文字を本文の3行分、あるいはそれ以上沈めることもあります。
ハンギングキャップでは、先頭の文字を上方向にずらすこともあります。
先頭の文字に装飾的な書体が使用されているデザインもよく目にしますね。
「先頭の複数の文字を大きくする」、「先頭の文字の色を変える」など、さまざまなバリエーションを考えてみるのも楽しいですよ。
