「ヤレ紙」、英語では? | グラフィックデザイナーのための英語講座

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デザインの現場で使われる英語を
『グラフィックデザイン用語英和辞典』の編纂者が紹介します。



印刷や加工で、使えなくなった紙のことを「ヤレ紙」とか「損紙」などといいますね。「ヤレ」とは、「破れ」のことです。

英語では「waste」と「spoilage」という言葉がこれに相当しますが、厳密に言うと、これらの2つの単語には、少し違いがあります。

waste」は、「刷り出し」や「取り都合」など、通常の工程で必然的に発生するものを指します。

spoilage」は、ミスや事故によって発生するものを指します。

※日本語では、印刷の準備に必要なもの(インキ調整など)を「ヤレ紙」、余分に印刷して破棄するものを「損紙」と呼び分けることがあります。