写真の話で「vignetting」といえば、画像の中心よりも周囲のほうが暗くなっていることを指します。
絞りを開放したときなどに起こる「口径食」は「optical vignetting」、
不適切なレンズフードを使用したときなどに起こる「ケラレ」は「mechanical vignetting」と呼ばれています。
どこかノスタルジックな雰囲気もあるので、この効果を好む方もいますね。
一方、エディトリアルデザインで「vignette」といえば、扉などに入れる装飾的なフレームや挿し絵のことを指します。
「vignette」は「small vine(小さなつる植物)」を意味する言葉で、本来は、ぶどうの葉やつるなどをモチーフにした装飾のことでした。
こってりとした装飾や、昔の銅版画などをイメージさせる言葉です。
この「装飾的なフレーム」から転じて、写真の「周辺光量の低下」も「vignetting」と呼ばれるようになりました。
