社交ダンスを上手に踊る様に成るには自分の技術や運動機能を
増すだけでは片手落ちと言え本当に満足できる音楽表現を
生み出す事は出来ません。
現代はメディアの発達やネットの急速な進化によって誰でも
世界中から求める物を手に入れられる時代と成り社交ダンスも
例外とはならず驚く程の進歩が見られます。
より豊かな美しい表現を求めエンターテインメントとしてだけ
でなく芸術性の有る音楽表現として存在を高めています。
しかしながら踊り手にとっては必ずしも心から満足できる状態
とは言えず外見的には美しく踊れていても心の中にはいつも
不安や不満が有り自分の音楽表現に心から満足できず悩みが
尽きない踊り手も多くいます。
技術がまだ未熟で有ったり経験が浅い踊り手だけでなく
長きに渡り社交ダンスに携わって来た踊り手で有っても
心から楽しむと言うよりいつか満足できる踊りが出来ると
信じて日々の練習を熟している場合も有る様です。
社交ダンスのみならず私達は生きている間常に自分の心と
身体の安心を求め努力しているとも言えますが決して満足
出来ない心内が常に進化する糧と成っている事も有り一概に
悩み苦しむ事は良くないとは言えないのですが日々の生活で
ほんの小さなことでも感動を得られ心の満足と安らぎが
得有られる事は大切と言えます。
社交ダンスを踊る事が好きな踊り手達は何とか自分の思いが
達成されより幸せな境地に達したいと思うのですが実際は
頑張っているのに足踏みをしている様に思う事も有ります。
いずれにせよ出来る事なら日々感動と喜びを感じたいものです。
その為にはやはり自分の心と身体をより理想とする方向に
進むようにしたいものです。
常に前を向いて笑顔でいられる為にはそのような心境に至れる
日常を作る事が重要です。
自分が生活する環境には良し悪しきもあらゆる自分の心を左右
する条件で溢れています。
社交ダンスに於いてはお相手で有り音楽なのです。
誰にでも一様に有る存在に如何に感じているかで踊りも変わり
その結果自分の心の持ち方も変わります。
ステップやフィガーと言った道具を使ってより感じ方を豊かに
するのですがお相手と音楽から如何に的確に感動を得るかが
とても重要です。
同じお相手や音楽と関わっても踊り手の感性によって大きく
音楽表現が変わります。
先ず大切な事は多くの情報の中から的確に自分が求める自らを
鼓舞し感動させるものを見つけ出す事です。
お相手に触れ音楽に深く関わり自分の心と身体を動かす事です。
日々の練習に於いてもコンタクト面を通しお相手をシッカリと
感じると共に自分の感動を大切に育てる事です。
社交ダンスが上手に踊れるかは持っている技術や運動表現の
有る無しではなくどれ程自分が置かれた環境を感じられるか
なのです。
直接的な練習だけでなく日頃から心と身体に様々な刺激を
与えより豊かな感情を育てる事が重要です。
如何に自分の心と身体を育て周りの人達だけでなく自分自身も
喜ばせる事が出来るかが大きな課題と言えます。
心と身体はシッカリと感じてあげれば豊かに育てる事が出来
より豊かな音楽表現を生み出す大きな力と成ります。
自分を見失わない様置かれた環境を感じる習慣を身に付ければ
生きて行く喜びが自然に沸き上がり充実した毎日が送れます。