社交ダンスは子供からお年寄りまで踊る事が出来
どの世代であっても誰とでも踊れる様に出来ています。
簡単なステップを覚えさえすれば直ぐに音楽を楽しみ
ペアでのやり取りに夢中になる事は期待出来ます。
しかしながら少しずつ上達するにつれ様々なフィガーを
覚え運動表現を行うようになると中々思い通りに
踊れれず多くの方が悩みを抱える様に成ります。
それでも踊る事は楽しく練習を重ね身体を鍛え
頑張っている方も多いです。
しかしながらかなり上手に踊れる様に成っても
身体を正しく使えず見た目の印象で踊っている方も多く
体力がついてくると上手く踊れなくとも力任せで踊ったり
見たように形作る事で上手く踊ろうとします。
外見的には上手に踊っていても力任せで有ったり強引な
運動表現で自分だけでなくお相手にも大きな負担を
与えている事が多いです。
ただ体力が有って若い方である場合はそれでも良いかも
知れませんが高齢者の方で有ったり非力な方であると
自分の身体を正しく使わないと上手く踊れないだけでなく
怪我の原因と成ってしまう事も多いです。
ホールドを固めて踊る方に多く見らえるのが肩こりや
腰の痛みで有り下半身だけに力を入れて踊ると膝や
足首を痛める原因となる事も少なくありません。
自分は部分的に力を入れないで踊っていてもお相手が
コンタクト面やホールドに力を入れて踊って来ると
反射的に同じように部分的な運動に成ってしまう事が有り
やはりトラブルの原因と成ってしまう事も多いです。
特に高齢者の方や女性の非力な方は部分的な力で踊ると
身体の様々な部分に負担がかかり怪我をしてしまう事が
少なくありません。
社交ダンスを踊っていると膝や腰が慢性的に痛くなり
上手く運動表現を創れない方も多いです。
ステップを踏む時もホールドを組む時も全身の筋肉が
繋がる事で柔軟性を持って踊る事が出来ます。
手足に力を入れて踊る方とコンタクトしていたとしても
全身の筋肉で応じると柔らかく美しく踊る事が出来
部分的にストレスが掛らない事で怪我を防ぐ事に成ります。
高齢者の方は筋肉を鍛えて老化を防止したいと考えている
場合も少なく無いですが筋肉は部分的なテクニックで
育てようとすると単に固くなるだけで大きな力を生む事は
出来ません。
全身の筋肉を使える様に日頃からストレッチを行い
筋肉を繋げる道筋を作る事が重要です。
社交ダンスは力強い表現も美しい表現も全身の筋肉を繋げ
ペアとしてお互いの動きを感じながら踊る事が大切です。
高度なテクニックやフットワークを使うようになると
意識が部分的と成り上手く踊れないだけでなく筋肉に無駄な
ストレスが掛り疲れやすく怪我をしやすくなります。
難しいステップや運動表現を知っていても練習をする時は
先ずそのフィガーや運動表現の基本的な動きをゆっくりと
反復する事で身体筋肉の繋がりを確認する事が大切です。
自分がその時覚えようとしているルーティンをそのまま何度も
練習しているペアが少なくありませんが基本と成っている
フィガーや簡単なルーティンで身体の動きを作る事により
覚えようとしている音楽表現がより楽しく簡単に出来る様に
成るのです。
いずれにせよ社交ダンスをより上手に演じられる様に成りたい
と思う方は華やかなバリエーションのルーティンを練習
する以上に基本的に簡単なステップやフィガーを身体の
筋肉を繋げながら練習する事が大切です。