基本的なルンバの音の取り方に
多くの方が苦労している事を書きましたが、
今回は、チャチャチャの場合を書きましょう。
チャチャチャをを習うときに、、2,3,4、&、1
と習うと、キューバンルンバの、2,3,4,1 と
数える時に起こるトラブルが再燃します。
遠い昔、チャチャチャの曲で、音楽を聴くと
4、&、1 のカウントがチャチャチャと感じて
そのまま、2,3、チャチャチャ、と数えて
踊っていました。
特に、初心者を教える時や、音楽に合わせ
踊る時は、4、&、1、をチャチャチャと置き換え
演技させると、上手に演技が出来て便利でした。
しかし、この数え方は、ルンバと同じく、やはり、
様々なトラブルを生みます。
先ず、一番の問題は、カウント2から動こうとして
スタートが遅れ、チャチャチャの曲に乗れない事です。
もちろん、カウント2のステップは、第一アクセントである
カウント1の床への強いプレスアクションから生まれ
突然2のステップを動かすのでは有りません。
また、チャチャチャの鋭く軽快なアクセントを表現する為
第一アクセントであるカウント1の前半での使われる
強いストップモーションが流れる原因にもなります。
様々な表現方法が有りますが、音楽のリズムは
必ず小節の頭から数え始め、小節の中のリズムを
いかに演出するかが踊り手の技量となってきます。