カラオケでリズムを取らないで歌う人は
滅多にいません。さらには、音楽を聴かず
歌詞を勝手に歌う人も少ないです。
でも、社交ダンスを踊る時、ステップの順番と
足型を気にしても音楽を聴かないで踊る方が
結構いるものです。
BGMが流れている位しか思っていないのでしょうか、
音楽が感じられない踊り手が目立ちます。
カラオケを歌うときは少し音程が外れても
うるさく指摘する人が、ダンスとなると全く
相手任せになる場合があります。
社交ダンスは、二人で音楽を表現します。
ダンスに使うステップもボディワークも
すべて今流れている音楽の説明なのです。
たとえ競技選手でも、テクニックはあるのに
その時流れている音楽が全く感じられない
振り付けのみが目立つペアも多いものです。
社交ダンスは、二人で協力して音楽を表現します。
歌で言うデュエットです。
時にメロディーを口づさみながら踊ってみましょう。
音楽に乗せればステップもスムーズになり
二人が気持ちよく踊れるものです。
特に初心者の内から音楽に親しみ、
いかに音楽を表現するかを考えていると
二人の世界がどこまでも広がっていきます。