お盆休みからの癒やしの宇和海釣行が終了し、ふたたび修行の高松沖
いや、十分釣れてるんですよ?ちゃんと遊漁船に乗れば(^o^;)
ですから、美味しくなってきた秋のマダイ釣りたい人は、高松沖にどうぞいらしてください( ̄▽ ̄)
しかしながら、素人船頭の3号にはなかなか難しい高松沖です。
ではそんなフィッシングドキュメンタリーを
朝
船貸してくれてるお友達漁師さんとまずは網を仕掛けに行く( ̄▽ ̄)
さくっと仕掛けて出港!
1ヶ月出てない高松沖
全然状況が解らないので、まずは昨年のパターンでシャロー砂地を流します
魚探反応・・・うすいな・・・・んで案の定ノーバイト
仕方ないので実績場所をランガンしようとしますが、この日はまあまあ北東風が強い
一人船頭の3号
スパンカーも無い船で、バックでギア入れながら船立てつつ鯛ラバ巻くのは結構しんどいので、よっぽどの強風で無い限りドテラでやります。
んで、朝のうちは落ちの潮
つまりは西から東に流れる潮
で、風は北東なので潮と風が逆
すると、鯛ラバ先行で船遅れ
魚の向きを考えると、潮上に頭を向けてる。
ここまで考えて、鯛ラバの動きを魚からみるとどうなるか?
魚の前に鯛ラバが着底したとして、若干潮上に向かって泳いでいく。つまりは鯛から見ると、前に落ちた鯛ラバが潮上に向かって逃げていくように見えるはず。
当然水深や風の強さ・潮の強さによって逃げる角度は変わるわけで、鯛が追いかけやすい角度とか速度は巻きの調整でしていく必要がありますが、どちらかというと釣りやすい状態になるのではないかと考えられます。
というつもりでやっていきますが・・・・あたらない(^o^;)
ちょっと深い水深は風があるので60gタングでやってましたが、バイトも無いので浅いところに移動して45gにおとしてやると・・
リヤフックの皮イチでチャーリーゲット
うーん・・・ちょっと難しい状況なのか?
久しぶり過ぎてよくわからん・・
潮がかわって東から
風はそのまま北東風
この場合ドテラで流すと・・・
船先行で鯛ラバは潮と同じ方向に進む状況
鯛からみると、鯛ラバが自分に向かってくるような状態
この状態では鯛が向かってくるものを餌として認識してくれることはまず無く、したがって釣りにくいと考えられます。
当然真正面に落ちるとは限らないので、横とかに落ちれば向かってくる方向からというのは避けられるのですが、潮よりも早く潮下に向かう鯛ラバを鯛がおいかけようとすれば、鯛は反転して追いかける必要があり、なおかつ鯛ラバは潮を後ろから受けることになるため、ネクタイの動きとかも出しにくい状態になります。
つまりは潮と風が同調すると鯛からみると食べにくい状態になっていると考えられます。
以前、宇和島のドテラについて書いたことがあって、この時は潮と風が同調してくれると、船先行になって魚探に鯛を写すこととができ、これに鯛ラバのレンジを合わせられるので釣りやすいとしてました。これはこれで実は正解で、中層に浮いてる鯛は基本的にベイトに依存した追いかけて食べる!っていう気持ちの鯛だと思っていて、このひとたちはちゃんとレンジを合わせて近くを鯛ラバ通してやると追いかけてバイトしてきます。
今回のドテラの潮と風については、潮に流されてくるものを食べるため、潮上に頭を向けた魚に対してどのように鯛ラバを通すかということで、魚の向きと鯛ラバの向かう方向を考慮すると、潮と風が逆の方がいいのでは?ということです。
というような釣れない言い訳ですが(>_<)とにかく込み潮になってからはノーバイト・・・
うーんむずい・・・
んで、ちょっと風が収まり気味になり、さらに潮と魚の向きを考慮すれば、せめて鯛ラバの重量を上げてラインを立て気味にし、真上に上げる方がまだ確立が上がると考え、15m程度のシャローでも60gを使って流していると・・・
ようやくまともなの1枚とれました(^o^;)
これでやめようかと思いましたが、もう一度だけ・・と流すと・・・
なんとシオキャッチ!
宇和海釣行から合わせると、3釣行連続カンパチゲット!?
なんてジグでカンパチ釣ってる人に鼻で笑われそうですが(^▽^;)
んで、網を上げに行く約束もしてたのでここで終了!
戻って網を上げると・・・全然とれてないけど・・・お!でっかいヒラメさんが網に歯だけ引っかかって上がってきた!
やったー!!
ということで、鯛他とヒラメを交換し、ヒラメ持ち帰りにておかずゲット!
といった、久しぶりの高松沖鯛ラバでした。
やはりテクニカルで難しい高松沖
しかし、考えることが多くて、それがはまると、たくさん釣れるよりも満足感があり良いな・・と思いました。
ではでは