GTアジング、いわゆるボートによるオフショア・アジングの際に活躍するのが、バケラッタ。いや愛機、バルケッタCi4+201HG!!!
こいつが、ギガアジを掛けていると、次第に結構痛むんです。
回転が引っかかったり、ドラグがグリングリンしたり、
とにかくスピニングの安定感がうらやましくなります。
しかも、軽いシンカーを沈めるために、
カラーをベアリングに交換する方も、多いようです。
私も、ブレーキ調整の青いカラー部品、
パーツリスト27番、ブッシュという部品を
ベアリングに交換しています。
交換用に、外径10ミリ、内径3ミリ、厚さ4ミリのボールベアリングを購入します。
私はABEC7 ボールベアリング(MR623ZZ)10個を注文しました。
実はハンドルシャフトの付け根部分にも、カラーがあります。
パーツリスト39番、ドライブギア軸ブッシュ。
これは外径9ミリ、内径5ミリ、厚さ3ミリのボールベアリングを用意。
ABEC7 ボールベアリング(MR95ZZ)10個を。
さらにもう一個、リール内部のカラーをベアリングに交換できます。
パーツリスト47番のギアの裏にある、ウオームシャフトについている7番のハンドルノブ・ブッシュと共用のパーツです。
これは、外径7ミリ、内径4ミリ、厚さ2.5ミリ。
ABEC7 ボールベアリング(MR74ZZ)10ヶ。
これのベアリングは、ハンドルの部品とも共通で、
10個注文すれば、ハンドルの4個のブッシュもベアリング化出来ました。
(注:各ベアリングのサイズは、ご自分でしっかり確認してくださいね!上記でリールに合わなかったり、不具合が出ても、当方は責任を取れませんので、あくまでご自分の自己責任でお願いします。)
交換の手順などは、
「バルケッタ ci4+ ベアリング」でググッたらヒットしますので、よろしくチェックお願いします。
今回はベアリング交換のついでに、
No.30のドライブギアやNo.51ピニオンギアの新品パーツへの交換、
さらに真っ黒になっていたカーボンドラグワッシャー両側、
No.29と31のカーボンワッシャーと思われるパーツも新品に交換です。
ワッシャーにべっとり付いている黒くなったグリースをふき取り、新しいグリースに置換。
またスプール軸などの回転部分には、高級なオイルで回転性能を上げます。
ドラグワッシャーには、手持ちのダイワ製のアルティメット・トーナメント・グリースを
両サイドに塗りました。
これで削れたカーボンがグリスに混じって真っ黒なドラグまわりを、リフレッシュしました!
グリース、オイルについては、個人的にお好みのものを使用しました。
結果、これまでのオフショアーの歴戦GTアジングで
ガクガクになったハンドルの回転がスムーズになり、
ドラグがグリングリンしてティップがバタ付いていたものが、
スムーズにシューっと出るようになりました。
こいつが、前回のどMアジングで大活躍したことは、
言うまでもありません!!!!
注:
シマノによると、バルケッタはユーザーによる分解が推奨されていません。
保障も受けられなくなると思いますので、
メンテされる方は、各自の自己責任でお願いします。
また、あくまで個人の例ですので、皆さん全員が上手くいくとも保障できません。
各自の責任でお願いいたします。