GHC対IWGP | 魂こがして

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3戦のうち2試合を見ました。
NOAH武道館大会 GHCヘビー森嶋×佐々木戦と
全日本両国大会 IWGPヘビー武藤×後藤戦。

あ、勿論どちらもテレビ観戦。
ちなみに10月14日深夜にGAORAさんで三冠戦は放送予定。
10月って・・・。


先ずはびっくり。
佐々木健介選手、史上初3大メジャー制覇達成。
IWGP・三冠・GHCを巻いた男として記録に残りました。

と言っても、団体の垣根があるから誰でもは無理でしょ。
今でこそ垣根は低くなって動きやすくなっているだろうけど。
だから有利なのはフリーだね。やっぱり。
まあ、その団体からオファー無きゃ意味ないが。

だからどの団体からもオファーが来て、ある意味、「旬」を作り出していることこそが凄い。
その旬を上手く利用しベルト戦線に食い込んでるんだから。

さて試合内容だが、やや森嶋選手の動きが鈍かったように思う。
最終戦までのツアー疲労が出すぎたか。
同じく健介選手も鈍く見えたが、気合の入り方に差があったように思う。
王者になる前の途中で心折れて敗戦に繋がっていたあの頃の森嶋選手に見えました。

145キロを持ち上げてノーザン決めちゃう佐々木選手も化け物ですね。

次の挑戦者はヨネ選手との事。
そのまま防衛続けて年明けくらいに対小橋戦となるか!?


続いてワープロで全日本大会IWGP戦を放送。
後藤選手の試合をマジマジ見ましたが、インパクトの無い試合するなと思いました。
棚橋選手のような大袈裟なムーブや中邑選手のような惹き付ける溜めなど、後藤選手特有の個性を見つけられなかった。
G1王者になるくらいだから強いのだろうけど、どんなふうに強いのか?
大技を仕掛けて失敗したようだが、独自の決め技が見たかったね。
新エースとして抜擢するほどのオーラは感じられ無かったが。
というよりも、棚橋・中邑と合わせて3人組み構想を再び持ち上げたいのでは無いか。
かつての武藤・橋本・蝶野による闘魂三銃士のようなユニット。
柴田がいた頃「新・闘魂三銃士」としてやりかけたが、それぞれが個々でバラバラだったため断ち切れ。
そのまま柴田が退団で消滅。
それでもまだ幹部は拘ってるんだろうね「新・闘魂三銃士」。
放送の解説の方も「あの闘魂三銃士時代の蝶野に似てるんですよ」などと無理やりとも思える繋げ方が気になりました。

ん・・・?
愚痴が出ちゃいますね、新日には・・・。

で試合は・・・。
特徴の無い後藤に対して武藤のしつこいこと・・・。
もうシャイニングの1点張り。
ちょっと飽きたが、誰とやっても変わらない試合運びは逆に流石というところだろうか。

となると、次の真壁戦の方が面白そうである。
でも、VM同様試合にならないんじゃ面白くない。
だから凶器攻撃も程々で願いたい。


GHCとIWGP。
今回の2つを比べるとGHC森嶋×佐々木の方が面白かったかな。
でもちょっと、物足りないよ。