- 磯崎新の「都庁」―戦後日本最大のコンペ/平松 剛
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面白かった~!!!
2日間でのめり込むように読んでしまいました。
Amazonの紹介はこちら。
内容紹介
85年、新宿新都庁舎コンペ(設計競技)。建築界の天皇・丹下健三に、弟子の磯崎が挑み、敗れた「幻の」都庁をめぐるノンフィクション。
新宿の東京都庁と言えば、丹下健三設計の巨大なツインタワーを思いうかべる方も多いはず。けれどもこの本に描かれているのは、1985年の設計競技(コンペ)で、磯崎新が師匠である丹下に挑んで敗れ去った“もうひとつの都庁”――幻の建築の物語です。
知的なイメージで知られる磯崎さんですが、実は美食家で親分肌。コンペをよそに仕事で世界中を飛び回り、留守を守るスタッフたちをやきもきさせます。けれどもそうして古今東西の名建築から受けたインスピレーションが、衝撃的な「都庁低層案」に結実したのです。
『光の教会――安藤忠雄の現場』で大宅壮一ノンフィクション賞を受賞した著者が、建築界の知の巨人の思索の軌跡をていねいに辿った建築ノンフィクション。頭の中に幻の“都庁”が立ち上がっていくスリリングな読書体験をお楽しみください。
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本筋の丹下VS磯崎もよかったんだけれど(直接対決はほとんどないが、二人の経歴やスタンスの違いは面白い)、読んでいく途中で、たくさん知っている建築物が出てくるのがやっぱり嬉しい。
途中で出てくる若手の青木さんが、2年前に行った青森県立美術館の設計してたり、昔出張中にチームの人と建築中の建物を一緒に見に行った表参道のルイ・ヴィトンの設計してたり(そういえばそうだった)、
丹下の設計した広島の原爆平和公園にそういや去年圧倒されたなあとか(もうほんとコトバにならないくらい圧倒された、あれはすごかった、ほんとにすごかった)、
入社してすぐ新宿出張が続いて、上司と新宿高層ビル巡りしたなあ、とか(ビルの名前を覚えるのに必死だった)、
出張中、無理やり遠回りして日銀本店を観に行かせてもらったなあ、とか。
そして、突然村上春樹の「世界の終わりとハードボイルドワンダーランド」のやみくろ、が出てきたり、とか(絶対「壁」のほうと思ってたのにな)。
もうもう、自分のツボな話で面白かったです。
なんだかうまく説明できないけれど、個人的にはかなりツボな一冊。
気に入りました。
磯崎氏の建物。
そういや去年、倉敷~尾道~広島旅行をしたときに、ほんとは奈義美術館に行きたかったんだ。
http://www.town.nagi.okayama.jp/moca/ (HPはダサいぞ)
けれど、交通の便があまりに悪く諦めたんでした。
今だったらレンタカー借りたら行けちゃうなあ。
行きたいなあ。
個人的にはこの本をある程度参考にしています。
- 美術空間散歩 (Eブックス―アート)/青野 尚子; シヲバラ タク
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なーんて、美術の心得はなにひとつないんですが・・・。
でも観て、居て、楽しいとか、ステキ!とか思えればそれはそれでいいじゃないかと思います。