- 家族熱 (文春文庫)/向田 邦子
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本日2冊目は、こちら。
500P近くあるから、そこそこ厚い文庫だったけれど、あっという間に読み終わった。
ほんとジェットコースターのような展開です。
最初のうちは、滑稽なほど登場人物の一人一人が「家族」を自分なりに演じていておっかしかったんだけど、だんだんそうもいってられなくなる。まあ、もともとドラマ(東芝日曜劇場?)のためにかかれた脚本を小説化したものらしく、そんな展開も頷ける。
エッセイのあとがきにあった文章が印象的。どうして結婚していないのに、夫婦のことがわかるのか?の問いに対して、猫をたくさん飼っていて猫を観ていればたいていのことはわかるわ、とのこと。
なんだか、この小説を読んでいる間も、そんなことを考えながら読んでしまった。さすがの迫力というかリアリティとかいうか、向田ワールド堪能しました。見事な現実逃避成功。
次回の出張こそ「父の詫び状」を持っていかなくちゃ。
って今から仕事に手を付けなくっちゃ・・・(ため息)。