感情ブランディング | いっちゃんのひとり言

感情ブランディング

豊かさとともに物や情報があふれ、モノ自体の価値や希少性は響きにくくなっている。

いわゆる「モノ売り」から「コト売り」への転換が必須だ。

利便性やデザイン、作り手の想い、歴史、いずれも尊いのだが、上手く伝えきれないと多くの課題を聞く。

それであれば、その魅力をどう言語化し、どう体験として感じてもらうかが要になるのではないか。

私自身、証券から始まり、今では経営者交流会やセミナー、特設合宿、研修、コンサルまで企画を広げてきた。

お客様へ伝える際には、それぞれに当社ならではの特徴とビジネスメリットを組み込む。

更に、四季の情緒やイベント性を加え、数字だけでは届かない「楽しさ」や「五感の心地よさ」の価値も伝えている。

私の思考はこうだ。

モノやサービス(品質)を起点に、コト(体験導線)を設計し、意味(組織や人生の変化)へ繋ぎ、更には社会価値(企業の持つ理念)へと結ぶ。

例えば富士フイルムの事例は面白い。

写真をスマホで誰もが綺麗に撮れる時代に、同社のカメラは販売台数・売上は伸び、支える柱になった。

なぜ、これほどまでに支持されるのか。

一方で社内でも「なぜ今また選ばれているのか」について曖昧であったため、明確にしたいという課題意識もあったようだ。

議論を重ねた結果、全員が一致したキーワードが「愛おしさ」だ。

スペックの列挙ではなく、写真の本質と顧客の感情から語る「感情ブランディング」への転換だ。

ダイヤルを回す手応え、色が立ち上がる瞬間の高揚、シャッター音の余韻、プリントして手渡す喜び。

それらの積み重ねが愛おしさを生み、「このカメラで撮る時間が好きだ」という共感を育てる。

季節の撮影会やプリント体験、コミュニティ運営までを一連の導線にし、モノ→コト→意味→社会価値を一貫させている。

価値は数値だけで示すのだけでなく、体験で腑に落とす。

その積み重ねこそが、長期で選ばれるブランドをつくるのではないだろうか。

 

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