経営の課題の共通項
私が主催している「ファーストヴィレッジ特設経営者合宿」(北軽井沢で毎月開催)では、合宿に集合すると、一番初めに参加者の皆さんに課題を書き出してもらう。
社員に関する課題では以下のことが共通している。
①社員が本音を話さない。
優等生的な答えしか返ってこない。
②社員が自ら考えず、指示待ちや他責の念が強い。
③社員にやる気や意欲が感じられない。
成長しようとする意欲がない。
④社員のやりがいやエンゲージメントが高まらない。
⑤社員のメンタルヘルスの状況が悪い。
⑥社員の業績や人事評価への納得感が薄い。
モチベーションコントロールが自らできない。
そして、上司に関する課題では以下の通り。
①上司が社員との間で信頼関係を構築できていない。
②上司が社員をモチベートできていない。
③上司が社員に対してハラスメント的な関わり方をしてしまう。
④上司が部下を育成することができない。
⑤権限委譲ができない。
最後に、組織風土(カルチャー)に関する課題としては以下の通りである。
①離職率が高い。
新人、中途採用も1年もしないで離職していく。
育成の仕組みができていない。
②トップダウンの組織風土(カルチャー)が根強くあり、社員からの主体的提案などが出にくい。
③人的資本経営を推進する方法について。
どんな会社でもそれぞれ悩みや課題を抱えている。
だからこそ当社の「特設経営者合宿」が盛況になる。
私は参加者の皆さんにいつも言うことがある。
それはカルチャーフィッティングとエンカレッジメントが大切であるということ。
そして、部下の話を会社から出て、メシでも食いながら良く聞いてあげることだ。
心理的安全性が高くないと部下は話さない。
だから、私は酒を飲んだら部下に説教は一切しない。
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