人生の目的とは
65年も生きてくると色々なことが見えてくる。
40歳の時には見えなかったものも、この歳になって見えてくるものがある。
人生において、苦難がずっと続くことはないとわかる。
もちろん、幸運のままでずっといることもない。
人生は谷あり山ありだ。
自分の前に登り坂と下り坂があったら、自分から選んで登り坂を登った方が良いと今の私なら若者に言える。
若いうちは辛い、苦しいことをした方がいいのだ。
楽なことを若いうちに覚えたら晩年になって後悔をする。
登り坂を登り続けることは、辛い、苦しい時でもその状況から逃げずに、日々継続して一生懸命に働き続けることと同じだ。
キツいけど、もう一歩もう一歩と登っていくところに人生の意味がある。
登った先に何かが必ずある。
低い所では決して見ることができなかった何かが見える。
試練の中でも懸命に努力を続けること。
これが人生における成功の種を大事に育てている時となる。
65年の人生を振り返って、自分の生きてきた道はやってみなければ見えないものだらけであった。
そして、やったことによって出逢えるものもたくさんあった。
私は今の若い20代、30代の若者に伝えたいことがある。
中国の光武帝が述べた「後漢書」に有志竟成(ゆうしきょうせい)という言葉がある。
「志を曲げることなく堅持していれば、いつか必ず成し遂げられる」という意味だ。
人間は何もしなくても一日は過ぎていく。
夢や目標を持って生きても一日は一日。
何の目標を持たずに生きても一日は一日。
私は今から13年前の5月に気仙沼の高台に立って、津波に襲われた街を見た。
人生の生きる目的は何かと考えた。
それは今、生きている時間を生きられなかった人の分まで一生懸命に生きることではないかと悟った。
ファーストヴィレッジ経営者倶楽部
Summer Party
ご参加はこちらから
7冊目となる新著「ヤバい!準備力」
書店・Amazonにて絶賛発売中!
おかげさまで7刷り御礼
『1億稼ぐ営業の強化書』