年齢相応の分別 | いっちゃんのひとり言

年齢相応の分別

その年齢になって初めて見えるものがあると最近気付くようになった。

人生も後半戦になってくると今まで見えなかったものも見えるようになってくるのかもしれない。

先日も私の同級生がコロナで10日程大学病院に入院をした。

咳が出ているなと思ったら、その夜に高熱が出て救急車で運ばれ緊急入院になったと言う。

自分は大丈夫だ、元気だと言っても年齢的には高齢者の区切りに入ってしまっている。

私も現役で働いていなければ今年から年金をもらえる年になっているのだ。

しかし、片方で年齢など単なる記号でしかないと思っている強気の自分がいる。

常に弱気の年老いた自分と、強気の突っ張っている自分が心の中に共存している訳だ。

例えば、孫が生まれると自分の息子が生まれた時に自分の父はいくつだったかと考える。

あの歳の時に自分の父は私の息子と対面し、どう思ったのだろうかとも考える。

私の父は次男であったため、茨城県の筑西市から東京へ出てきて自衛官となり定年まで働いた。

私の父にとって、私の孫は4代目となる。

こうして一家というのは代々続いていくのだなと最近考えるようになった。

昔、上場企業で老舗製造メーカーの会長からこんなことを言われたのを覚えている。

「市村君、君は何代目だ?」

「私は2代目です」

「墓はあるか?」

「茨城県の筑西市にありますが、父の実家の墓です」

「ならば、市村家の墓を君が作りなさい」と言われた。

その会長が言うには、墓をきちっと持ち先祖をいつまでも敬う気持ちを持つことが、人が生きる上で最も大切なことなのだと教えて頂いた。

「孝心」の想いを私は自分の信条とした。

自分もある程度の年齢となり、若い時より物事の分別もわかるようになってきた。

自分の父があの局面であの年齢の時に何を想い、何故あのように行動したのかもわかる気がする。

父は私の心の中でいつまでも生き続けているのを実感する。

 

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