悲しき晩年
人生を振り返れば、数多くの成功者の先輩方々より多くの教えを頂いた。
光陽グループの川路耕一代表(故人)から4つの教えを頂いた。
1つ目は学歴や経歴や出自などビジネスで成功する上で全く関係ないという事。
寧ろ、そうした学歴等にコンプレックスを持ち、自分を卑下して、足を一歩前に踏み出さない事の方が人間として愚かであるという教え。
2つ目は純朴な学卒を集めて徹底した研修を行い、戦う戦士を養成すること。
若き企業戦士が顧客基盤を作っていく。
学卒の採用は数多くある施策の中で最も重要なものであるという教え。
3つ目は仏様でも3つまではミスを許してくれる。
ならば人間なら4つまでは失敗を許してやれ。
失敗を詰めるより、その人物のいい所を伸ばす指導をしろ。
美点凝視の重要性。
4つ目は、社内行事の定例化。
月初早朝の幹部による神社参拝。
営業会議、全体朝礼、賞与支給式等、決められた会議、行事は毎年、毎月実施されていた。
マネジメントの型作り。
ルーティンの重要性。
逆に反面教師的部分も2つ教えを頂いた。
1つ目は、オーナーということでの昼近くの出社。
代表出社時における幹部総出の出迎え。
顧客対応よりオーナー対応が大事の考え方。
このオーナー習慣により、上級幹部の出社も遅い。
上席ほど仕事をしろという私の考えとは真逆であった。
自分がオーナー経営者になっても、今まで通り朝の6時に出社し、率先垂範の精神を貫こうと誓った。
2つ目は、関係が理解しづらい子どもが沢山いるという事。
こうした事実が亡くなって何年か経つが葬式も出してもらえぬ理由かと悲しくなる。
人は「棺を蓋いて事定まる」と言われるが、親族からの恨みが葬儀もあげぬ理由なのだろう。
個人的にはお世話になったが、悲しい晩年であったようだ。
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