青葉通りの優しい風 | いっちゃんのひとり言

青葉通りの優しい風

銀座の本社の社長室の窓を開けると、爽やかな初夏の優しい風が室内に入ってくる。

42年前の1983年(昭和58年)の宮城県仙台市に私はいた。

あの時の仙台の青葉通りに流れていた風と同じ風だ。

野村證券の仙台支店の一兵卒営業マンとして青葉通りにある法人に飛び込み営業をしていた。

市村洋文サクセスストーリーは始まったばかり。

無我夢中で名刺集めをしていた。

自分の五感と元気さだけが頼り。

入社して3カ月目ともなると、少しは証券マンの話を聞いてくれる人も出てくる。

自分自身のファーストコンタクトのアイスブレイクも上達してきていた。

4月の頃は毎日200軒飛び込んで名刺はやっと40枚

一週間に1000軒飛び込んで名刺は200枚。

お客様になっていただけるのはたったの一人。

飛び込んで0.1%の確率だった。

それが6月には100軒飛び込むと1軒は顧客になっていく。

つまり1%の確率へ上がっていった。

量をやると、質がわかってくる。

営業のコツみたいなものだ。

徹底的に仙台市内を外交しているので、何かが見え始めてきた。

米国にいた時、3カ月が経過すると、突然音楽のように聴こえていた会話が、意味が分かる言葉になって聴こえてきたのと同じだった。

外交量をこなすことによって質がわかってきたのだ。

そして、そのコツのような質を更に量をやると、もっと顧客獲得率が上がっていった。

社会人にとって新人時代がビジネス人生で一番大切な時。

ビジネスを決定づける半分近くのことが新人時代に起きると言っても過言ではない。

新人時代の習慣が、その人のビジネス人生を決めてしまうかもしれない。

私は目の前のどんな小さなお客様でも全力で開拓するために取り組んだ。

新人の開拓できるお客様は小さなお客様だったかもしれないが、それが私の開拓のベースとなったのは間違いない。

点滴穿石、凡事徹底が大切だと仙台で学んだ。

 

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