勝利の美酒の味
年を取った時に「しょっぱい親父」にはなりたくないなと思って自分なりに生きてきた。
60を過ぎて、自分の境遇を世の中や他人のせいにするような「他責の親父」には絶対になりたくないと思っていた。
愚痴や不平・不満を若い人に言っている親父はかわいそうだ。
今ある自分は過去からの延長線上にいる。
過去は全て、自分の意志で歩んできた道。
誰のせいでもない。
全ては自分がその時どきで選択して歩んできた道。
全ての責任は自分にある。
自己責任の世界であり、因果律である。
だから、絶対に還暦を過ぎて、不平・不満タラタラの「しょっぱい親父」にはなりたくないと思っていた。
思うだけなら誰でもできる。
私は20代で野村證券に入社した時から夢と目標を定めていた。
だから、その夢と目標へ向かうための戦略的思考を持って生きてきた。
戦略のない一生懸命は自己満足の世界であると知っていたから。
大会社の中での出世競争はトーナメント戦。
敗者復活などは御伽噺。
ビジネスの世界はプロゴルファーと同じ。
トーナメント戦の世界。
一つのチャンスを活かせない者は勝つことはできない。
だから、自分と相手との実力差を認識したら、どうしたら相手に勝てるかを死ぬ程考える。
考え抜いた方法をやり続ける。
必ず目標をやり遂げるという強い意志力を持ち続けるのだ。
夢と目標を掴むまで挫折があろうが乗り越えて、何度でも挑戦するのだ。
そして、私は20代の頃から勝利の美酒の味を想像していた。
しょっぱい親父の飲む安酒とは全く違う芳醇なクリスタルのような良く冷えたシャンパンの味がするだろうと考えていた。
実際にその世界であった。
勝利の美酒を飲むための努力がいる。
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