負け犬の口上
3日、3カ月、3年という「3」の付く数字は若手が継続するかしないかの重要な指標となる。
3日坊主という言葉にもあるように、3日坊主で終わってしまう新人もいる。
社会人となり、学生時代のいつ起きてもOKから、会社に行くために朝早い定時に起きなければならない。
社会人となり頑張ろうと思ったが、3日目になったらもう起きれない。
退職代行会社にメールを送って退職する若者も多いらしい。
私の年代の者からしたら、言語道断の行為である。
親の顔が見たいの世界。
非礼にも程があるの話。
そして、3カ月目というのも新人に取って社会人は学生時代に想像していたものより何倍も大変なのだと知る。
当然、このきつい状態から逃げたいと思う。
もっと楽して稼げないかと転職先を探す。
男なら、昔から夢見ていた海外留学をして語学を学んでもっとレベルの高い仕事をしたいなどと言って、海外へ行きますと言って辞めていくアホもいる。
そもそもビジネスは国語力。
英語が話せるに越したことはないが、本国の言葉で高いレベルの国語力を持っていなければビジネスフィールドでは通用しない。
生成AIが進化して、これからは母国語が相手に通じる言葉に全て転換してくれる日も近い。
そんな中で海外留学でもなく遊学だろうとツッコミを入れたくなる。
自分の人生を考えているならば、なりたい自分のためにどこの大学に留学しMBAを取得してというスケジュールを10代後半の時にイメージしている。
そうした人物しか実は成功していないのだ。
仕事がしんどいから、学業成績が出ないからと言って海外留学や結婚して子を産みたいなどの逃げ口上を言ってはいけない。
全ては負け犬になる人間の言うセリフと覚えておけ。
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