仮説思考力を磨け
先日も若手と話しをしていた時に、外交(訪問)する前に相手先をしっかりと調べてから伺っているかと感じたことがあった。
私なら訪問する前に相手企業のHPとその企業の属する業界団体のHPをしっかりと見てから行く。
2つ目は相手企業のトップのSNSの発信でどんなものをしているかをチェックし、中味も見て行く。
ブログを書いているのか。
インスタやTikTok、YouTube等々をチェックする。
その中で共通の話題も見つかるかもしれない。
共通の話題となる事を始めのアイスブレイクとして使うと、相手との距離感は一挙に縮まる。
3つ目は、相手企業のトップの過去の講演、インタビュー記事、書かれた書籍もチェックしていく。
これからに関しての私なりの感想を整理しておく。
自分の記事や書籍にコメントしてもらうと嬉しいものだ。
自分に好意的な興味を持ってくれている人を人は邪険に扱わない。
4つ目は相手企業の情報データベースを調べておくことだ。
帝バンや東京商工リサーチから相手先の財務内容、株主構成、仕入先、取引先を調べておけば、ビジネスマッチングの紹介も可能となる。
相手先のP/LとB/Sは提案をする上での貴重な情報となる。
そもそもバジェットのない先に高額な提案はできない。
5つ目は相手先企業の属する業界の勢力図を見ておくことだ。
これは東洋経済社などが「業界地図」として毎年発行している。
これを見れば業界の抱える問題や課題が見える。
そこにビジネス提案のヒントがある。
法人外交で重要なことは仮説思考力である。
相手の抱える問題、課題を仮説として上げ、自社の商材、サービス、ネットワークでどのように解決できるかと提案すれば成約の可能性は著しく高まるのだ。
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