次の世代に残すべきもの
我々の世代は、今の若い人達に遠慮することなく、次の世代に何を残していくべきかを真剣に考えねばならない。
昭和の高度成長期の日本で何が起き、どう当時は考え行動したのか。
あの昭和のエネルギーが今の日本経済の基礎を作ったという誇るべき事実。
そして、平成の日本の経済低迷期に多くの反省とともに我々は学びを得た。
それは、次なる令和の時代の飛躍のための準備期間であったということ。
それ故に、我々の世代が団塊の世代の先輩に代わって、次の若き世代に範を示すべきなのだ。
我々の世代がやってみせて、こうしたら成功するという型を若手に示し、若手に実践させ、褒めてやって、やる気を高めてやるのが我々の役目なのだ。
私は17年前から北軽井沢の当社の研修センターで「特設経営者合宿」なるものを110回近くも開催をしてきた。
第1回目はたった3人の経営者を集めてのスタートであったが、今や70名以上の参加者が集まる大合宿となってきた。
この合宿の大義は上記に記した通りだが、合宿に参加してくる若手の経営者や幹部陣は本気で成長したいと思っているのが良くわかる。
色々なセミナーに参加したが、本音で事実を語ってくれる講師は今までいなかったと言われる。
見せかけのナンチャッテ講師は沢山いた。
しかし、事実と数字で示されて、成功の方程式の解の求め方を教えられると納得感があるとも言われた。
モノマネをする奴は山のように存在している。
私はいつもその本人が今まで何をやってきたのか、自分の本当の力でやり遂げてきたのかを凝視するようにしてきた。
すると、ほとんどは偽物であるとわかった。
世間の目は厳しい。
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