10代の思い出シリーズ | いっちゃんのひとり言

10代の思い出シリーズ

昭和生まれの私のような男の実家には必ず「昭和の旅のおみやげ」が2つ3つ残っている。

普段なら絶対に買わないようなものを旅に出ると何故か買ってしまう。

旅に出ることによって財布のひもが緩んだせいだろうか。

先日も実家の2階にある私の勉強部屋に入いると、「木彫りの熊」があった。

大学時代に北海道旅行をした時に買ったやつだ。

昭和の時代にはどの家に行っても、玄関か和室にこの手の「熊」が鎮座していた。

大きさも色も色々だが、うちの「熊」は鮭を咥えていた。

それから、「シーサーの置物」。

これも家族で沖縄旅行に行った時に衝動的に買ってしまったものだ。

勉強部屋の壁には「ペナント」が貼ってあった。

中学・高校時代はペナント集めが流行っていた。

旅の思い出に必ず買っていた。

旅好きの友人の家に行くと、所狭しと部屋の壁や天井にペナントが貼られていた。

こんなに旅行しているんだと自慢するが如くに。

しかし、今はペナントはタペストリーに取って代わられている。

実家の2階のトイレの壁には、京都の金閣寺の通行手形が吊るされている。

御守兼通行手形かわからないが、将棋型のものが何種類もあった。

紐の先にはかわいい鈴が付いている。

押入れの中にあるダンボールには駅弁の包みが出てきた。

「元祖・峠の釜めし」は信越本線・横川駅でスキーに行く時に買ったものだ。

10代の頃に旅先で食べる駅弁は何を食べても妙に旨かった。

恐らく、旅先で食べて感動した駅弁の包みを持ち帰ってファイルしていたのだろう。

その場で食べた駅弁自体が旅体験みたいなものだった。

実家の自分の勉強部屋へ入いると、10代の自分を思い出す。

 

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