与えられた場所で全力疾走 | いっちゃんのひとり言

与えられた場所で全力疾走

私も野村證券に内定が決まり、10月1日の内定式に参加し、配属が決まるまでは落ち着かなかった。

両親のいる東京か首都圏がいいなと漠然と考えていたが、入社直前の3月に届いた配属先は宮城県仙台市となっていた。

練馬の実家から仙台まで当時は約4時間。

結構遠いなという感覚だった。

しかし、生来楽天的な性格の私としては、配属先がどこであろうが、まずは仙台で成果を上げることに注力しようと考えた。

その後、野村で順調に出世し、本社の営業企画部に配属となり、人事側の立場となって気付いたことが数多くあった。

人事は人事としての配属に意図があるということ。

くじ引きで配属を決めている訳ではない。

本人の能力や可能性などを勘案した上で、今までの実績から最も野村社内で活躍できると思われる配置を想定して決めているのだ。

一方、新人の希望は、実業務の経験値ではなく、社員からの話を聞いた中でのイメージにすぎない。

故に、効果的な配属になる確率は本人の希望より人事側の配属の方が高くなる訳だ。

自分の希望に合わなければ、転属願いや転職をする者が最近は多いが、大いなる間違い。

今やりたいことや理想は持っているべきであろう。

しかし、それに縛られずに色々な経験を積んだ方が良い。

目の前の与えられた仕事に主体的に取り組むことにより、新しいキャリアが形成されていく。

そして、新しい道や可能性も見えてくる。

与えられた配属先で全力で取り組むことによって結果を出していくことが大切なのだ。

嫌だから別の道を考えるのではなく、自分のキャリアにおいて何が最良なのかを考えるべきだ。

意外と他人の方が自分のことを良く理解している場合が多い。

特に年長者の声には耳を傾けるべき。

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