ファーストヴィレッジ賞与支給式 | いっちゃんのひとり言

ファーストヴィレッジ賞与支給式

今回で17回目の賞与支給式をファーストヴィレッジでも行なった。

17年前に48歳で証券業とは全く別の「経営コンサルティング」事業を立ち上げて、早17年が経過したのだという感慨があった。

野村證券という誰でも知っている大企業から、弱小零細証券会社であったKOBE証券(インヴァスト)に転籍し、中小企業であることの悲哀をいやという程、感じさせられた。

資本力のない証券会社はマーケットで信用されない現実。

その中で、なんとか工夫をしてビジネスを作ってこなければ、会社は成り立たないという恐怖。

中小企業の社長が夜逃げしたくなる気持ちが痛い程わかった。

KOBE証券を2006年に株式上場をさせた後、その年の年末にリタイアし、自らオーナーとしてファーストヴィレッジ株式会社を立ち上げた。

2007年4月2日のことである。

本社のある銀座から皇居のお濠に向かって歩いていた時のこと、濠の石垣を見た。

石垣は巨大な石だけでできている訳ではなく、中くらいの石や小さな石が隙間なく組み合わされてできていることに気が付いた。

こうした構成により形成された石垣は、結果として数百年にわたり、風雪に耐えて今も現存していると感動したのを覚えている。

日本経済も中小企業があっての中堅企業であり、大企業なのだ。

大企業と中小企業の相互補完的な連携をサポートするために、私は当社主催のビジネスマッチングのプラットホームの構築を考案した。

それが203回の開催に及んだ「ファーストヴィレッジ経営者倶楽部」となったのだ。

私の使命はファーストヴィレッジを通して新しい石垣を日本経済の中に作ることだと悟った。

大企業と中堅・中小企業を引き合わせることにより、新しい化学反応が起きるのは、見ていておもしろい。

ビジネスマッチングの効果である。

そして、今回の当社の賞与支給式に数多くのご来賓の方々から温かいお言葉を頂いた。

お客様あってのファーストヴィレッジであると、心から感じた次第である。

来年は更に多くの賞与を頑張っている社員へ与えたい。

 

 

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