理想を失うと人は老いる
正直、60代で友人が亡くなっていくと私自身も落ち込む。
葬式に参列する度に、自分もそういう歳になったのかと思ってしまう。
しかし、この男のステージのDVDを観ると、一発でそうした不安、焦燥が吹っ飛ばされる。
その男の名は矢沢永吉。
昨年12月14日に日本武道館で150回目の武道館ライブをやり切った。
74歳の男である。
私より9歳上。
武道館のステージで白いマイクをブンブン振り回して唄っている。
スーパーマンのするような赤いマントを付けて唄っている。
マントが風に揺れている姿が実にカッコいい。
74歳の立ち姿ではない。
5万人を超えるオーディエンスは総立ちで熱狂している。
矢沢の歌声は「おい!沈んでいる場合じゃないだろう」と聴こえる。
矢沢は1949年9月14日生まれ。
団塊の世代の最後に属する。
歳月の重みは誰でも五体にのしかかる。
だから60代で逝ってしまう奴も出てくる。
あんなに元気だった秋山も63歳。
良く酒を飲んでいた板頭も63歳。
そして、つい最近までダイビングしていた後藤も65歳で逝ってしまった。
しかし、矢沢のDVDを観ていたら、「老けている暇ないね」とメッセージをもらっているようだ。
私が74歳の矢沢から刺激を受けているように、私も自分の主催している「特設経営者合宿」で若い経営者に元気とロマンを与えないといけないなと思った。
幸い私は両親から健康な身体をもらって今も元気だ。
自分の信じる健康法をずっと取っている。
大事なのは食べ物。
睡眠の質。
血流も大事。
そして、目指すものを持ち続けることが最も大切だ。
私には目指すものがまだまだずっとある。
だから元気なのだ。
65歳過ぎで、定年にでもなったら、ほっといても沈んでいく。
だから沈んでいる場合じゃないと思う気持ちが大切。
要は心の問題だと矢沢が教えてくれている。
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