新人に大切なこと
私は新人社員の人たちに自分自身に損益計算書を持てと必ず伝える。
学生と社会人とは全く違う。
学生は学校のお客様であって、学生が講義をさぼってスタバでコーヒーを飲んでいようがいまいが関係ないのだ。
しかし、社会人は違う。
人様から一円でも金をもらったら、社会人はプロでなくてはならない。
しかも、自分のもらう給与の4倍のビジネスインフラコストが付いてくる。
社会人になって給与分だけ稼げばいいのではない。
自分の机もPCもシステム使用料もバックオフィスの協力者の給与も電気代も交通費も全てビジネスインフラコストとして、社会人は背負わなければならない。
そのことを自覚できない若者が多過ぎる。
自分の時間にも、相手の時間にも経済価値がある。
年収1000万円なら、年間250日、1日に8時間働くとして、時給なら5000円。
2000万円の年収なら10,000円だ。
私なら時給12万円となる。
故に、社会人になったら絶対に守らなければならないことが2つある。
時間厳守と大きな声での挨拶だ。
学生時代の友達との待ち合わせとビジネスにおける相手とのアポは重きが違う。
約束の時間に遅れたら、ビジネスマンとして失格であると同時に信頼を失う。
ビジネスの世界は時間に経済価値があることを忘れてはいけない。
商談先とアポが取れたなら、完璧な準備を事前にしておかなければならない。
クロージングまでのストーリーテリングがいる。
プレゼンの資料も見やすくポイントを押さえておかねばならない。
新人はこの4月から社会人として新しい道を歩み出したのだ。
自分の選んだ仕事ならば、その道で10年は懸命に働いてみることだ。
その道で誇りを持って生きるのだ。
それが新人の務めでもある。
信念を持ってしっかりと一歩一歩前へ進んでいくことだ。
必ず神様は本当に努力している者に微笑む。
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