王道を歩む勇気
自分の42年のビジネス人生を振り返って、若い将来のある人たちに伝えたいことを、私は自分のブログに記している。
若いビジネスアスリートたちに伝えたい一番のことは「王道」を歩めということ。
王道とは自分にとって都合の良い正しいことではない。
天に恥じることのない人間としての正しい道を歩むということだ。
私自身も部下を信用し、その人物を責任ある役職に付けて仕事をさせたこともあった。
しかし、社内のある女子社員のその人物への指摘から色々な悪事がわかってきた。
その男の謀略、策謀に動かされた20代の社員も多数明らかになってきた。
謀略、策謀を用いてうまくやろうとその男は浅知恵で考えたのだ。
私は自分のビジネス歴から、謀略を用いても一時的にうまくいくかもしれないが、決して長続きしないことを知っている。
人間として何が正しいかという極めてシンプルな判断基準が大切なのだ。
決められたことをきっちりとやれと指摘され、上席を非難するのはおかしい。
責任ある立場にいる者はその責任を果たして、初めてその立場を維持することが出来る。
つまり、人間としての責任感、人間としての正しいことを正しいままに貫いてやり続けることが重要なのである。
コンプライアンスなどという言葉は本当はいらないのだ。
母親の言葉がコンプライアンスである。
噓をつくな。
偽りを言うな。
常に正直であれ。
欲張るな、人に分け与えよ。
人様に迷惑をかけるな。
家族を大切にしろ。
人には親切にせよ。
こうした母親からの教えが人間として守るべき当然のルールなのだ。
人生を生きる上で誰もが知っている「当たり前」のことをやるということなのだ。
私は人としての正しい道が「王道」だと考えている。
人生もビジネスも全く同じこと。
王道を貫いて生きていない人間は絶対に成功していない。
運もその人物を見離す。
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