不適切を超えている!
「市村社長、今の相場はバブルではないのですか?」と良く質問を受ける。
1989年の当時のPERやPBRと比べれば、今の相場はバブルではない。
むしろ、まだ割安な水準と私は考えていると答える。
しかし、バブルであったかどうかは歴史が証明する。
1989年の株式や不動産は、その後のマーケットを見ればバブルだったとわかる。
1989年当時の誰もが、翌年は日経平均株価4万円を信じて疑っていなかった。
しかし、34年の年月を経て、やっと4万円超えである。
つまり、1989年の相場はバブルであったとわかったのである。
私が野村證券に入社した1983年(昭和58年)は、今流行している「不適切にもほどがある!」(阿部サダヲ主演)の世界を野村證券は遥かに超えていた。
セクハラ、パワハラともにセ・リーグ、パ・リーグ、両リーグ制覇の会社であった。
故に、このドラマがとてつもなく面白く笑ってしまう。
昭和の世界から令和の時代へタイムスリップしてきた中年親父の阿部サダヲがコンプライアンスにがんじがらめになっている令和の会社組織と、その周りの人間をかきまわしていくのが壮快。
1989年代を知っている私は毎回大爆笑である。
しかも、私の方が阿部サダヲより上手に本物っぽく演技できると思う程である。
このドラマは当社の女子社員たちの間でも人気で、「市村社長みたいな人が出ているドラマがありますよ」と教えてくれた位だ。
日経平均株価は4万円を超え、バブルではないかと言われるが、34年前に本当にあのドラマのような時代があったのかと若い人に聞かれるが、「本当にあった」と答える。
ディスコにスキーにサーフィン。
車は持ってて当たり前。
海外旅行も気軽に年に3~4回。
当時はお金を使ってなんぼの世界。
男は自分の持っている全ての金力、知力、体力を使って女性をモノにしていた時代。
おもしろい世の中であった。
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