ライブドアの思い出② | いっちゃんのひとり言

ライブドアの思い出②

2000年4月6日に「オン・ザ・エッヂ」は上場をしたが、その日は600万円の公募価格に対して、450万円の売り気配で株価が付かなかった。

ITバブルの崩壊が始まっていたのだからしょうがない。

60億円の資金調達が出来たのだから、ラッキーだと思った方が良いと堀江氏と宮内氏へ伝えた。

その後、「オン・ザ・エッヂ」の株価は低迷を続け、右翼からも街宣車で会社前で大音量で攻撃を受けていた。

ホトホト困った堀江氏が、私の証券会社のある内幸町のオフィスに突然訪ねてきたことがあった。

受付の社員より「オン・ザ・エッヂの堀江だが市村社長に会いたい」と、赤いTシャツ姿の男の人が来ているが、ノーアポなので帰ってもらった方が良いのではないかと連絡が来た。

私はスタッフとの会議中であったが、ミーティングを中断し、受付へ向かった。

やはり、堀江氏はトレード・マークのような赤Tシャツと長髪のままで待っていた。

要件は私より警察の有力者を紹介して欲しいとの事だった。

右翼に毎日のように電話と街宣車でやられて困っているとの事だった。

後日、堀江氏と警視庁に向い、私の親しい方を紹介したが、その時もジーパンにTシャツ姿であった。

ある意味、彼は全くブレないと感心した。

その後、騒ぎは収まり、2002年11月にはライブドアを買収し、次から次へと企業を買収し始めていった。

プロ野球進出劇やら、ニッポン放送買収騒動やら、やたらとマスコミを騒がすようになっていた。

そんな時、CFOの宮内氏の髪型も税理士初期と相違した今風の短髪茶髪となり、フェラーリの白の360スパイダーに乗って私のオフィスへ来るようになった。

この時、「あれ!」と違和感を感じた。

昔の宮内さんではない。

調子に乗っている別人の宮内さんだなと。

この辺の経緯は「虚構」(宮内亮治著・講談社)に詳細が記されている。

勉強のために若き経営者は読んだ方が良い。

 

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